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映画『コトー』『イチケイ』地上波初放送 ドラマシリーズも一挙放送へ

 フジテレビは、連続ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズの映画『Dr.コトー診療所』(2022年)を来年1月3日午後9時から、連続ドラマ『イチケイのカラス』の映画『イチケイのカラス』(2023年公開)を同月6日午後9時から本編ノーカットで地上波初放送すると27日、発表した。

来年1月に地上波初放送される(上段)映画『Dr.コトー診療所』、(下段)映画『イチケイのカラス』

来年1月に地上波初放送される(上段)映画『Dr.コトー診療所』、(下段)映画『イチケイのカラス』

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 また、これを記念して、同月2・3日に連続ドラマ『Dr.コトー診療所2006』(2006年)を放送するほか、今年12月27〜31日に連続ドラマ『イチケイのカラス』、来年1月6日に特別番組『イチケイのカラス スペシャル』(2023年1月14日放送)をそれぞれ再放送する(関東ローカル)。

 山田貴敏氏の同名漫画を原作とした『Dr.コトー診療所』は2003年7月期に初放送され、続編『Dr.コトー診療所2006』とともにヒットを記録。東京から僻地の離島に赴任してきた主人公、外科医“Dr.コトー”こと五島健助(ごとう・けんすけ)を演じる吉岡秀隆、診療所を支える看護師であり、コトーの妻となった五島彩佳(ごとう・あやか)を演じる柴咲コウ、そして時任三郎、大塚寧々、大森南朋、朝加真由美、泉谷しげる筧利夫小林薫という日本を代表する名優たちが織りなす医療ヒューマンドラマだ。

 映画では、一度は俳優を引退した富岡涼が本作のためだけに復帰、また診療所にやってくる新米医師に高橋海人(※高=はしごだか)、彩佳の背を追う看護師として生田絵梨花が新たに加わり、歴史ある「コトー」の世界に新たな風を吹き込んだ。医療ヒューマンドラマの原点として語り継がれている人気シリーズが16年ぶりに新たな物語を紡ぐ。

 浅見理都の同名漫画を原作とした『イチケイのカラス』は2021年4月期の月9ドラマとして放送され、人気を博した。東京地方裁判所第3支部第1刑事部「通称:イチケイ」を舞台に、伝家の宝刀「職権発動」を駆使し、ひとつひとつの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りなくせ者裁判官・入間みちお(いるま・みちお)を演じる竹野内豊、みちおとは対照的な、東大法学部出身で立身出世のために努力を惜しまない超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(さかま・ちづる)を演じる黒木華を中心に、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、小日向文世ら個性豊かなイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描いた爽快リーガルエンターテインメントドラマだ。

 映画では、斎藤工、柄本時生、西野七瀬、田中みな実、平山祐介、津田健次郎、八木勇征、尾上菊之助、宮藤官九郎、吉田羊、向井理ら豪華俳優陣が集結。坂間が裁判官の他職経験制度を利用し、弁護士として登場。法廷でまさかの“裁判官・入間VS弁護士・坂間”の対決が勃発。連ドラからスケールアップして送る映画『イチケイのカラス』は、国を揺るがす2つの事件に隠された真実に迫る。果たしてみちおは正しい判決を下すことができるのか。

■あらすじ
【映画『Dr.コトー診療所』】
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがえのない存在であり、家族となった。数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(ほしの・あやか/柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になる。

コトーは、彩佳、和田一範(筧利夫)、そして新米医師の織田判斗(高橋海人)、そして数年前から診療所に勤める島出身の看護師・西野那美(生田絵梨花)と共に診療所を切り盛りしていた。しかし、2022年、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。財政難にあえぐ近隣諸島との医療統合の話が持ち上がりコトーに島を出て拠点病院で働かないかとの提案が。そうなればコトーは長年暮らした島を出て行くことになる。それが島の未来のためになると理解しながらも、コトーは返事をできずにいた。

そんな折、島に近づく台風。毎年多くの台風の通り道となっている志木那島だが、想像を超える被害がもたらされているという話が役場に入ってくる。次々と診療所に運び込まれる急患。限られた医療体制で対応を強いられる診療所は野戦病院と化す。そして再び、コトーたちは“家族”である島民たちの優しさと人の命の尊さに向き合い葛藤することになる。

時として残酷な自然、時を経て宿った新たな命、失われゆくもの、立ちはだかる現実。

島はすべてを包み込んで、人々は、そこに生きている。

【映画『イチケイのカラス』】
入間みちお(いるま・みちお/竹野内豊)が、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。

岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二(向井理)に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵。一方、坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士に。配属先は奇しくもみちおの隣町。そこで出会った人権派弁護士・月本信吾(斎藤工)とバディを組み、人々の悩みに寄り添う月本に、次第に心惹かれていく。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる。

2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった!?どうする、みちお…。

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