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なにわ男子・道枝駿佑、ゴールデン連ドラ初主演 人生初の金髪でダークヒーローに「体当たりで演じられたら」

 7人組グループ・なにわ男子道枝駿佑が、1月スタートのテレビ朝日系『マルス-ゼロの革命-』(毎週火曜 後9:00)でゴールデン帯連ドラ初主演を務めることが決定した。人生初の金髪にチェンジし、謎多きダークヒーロー役で新境地を開拓。“キラキラからギラギラへ”イメージを一新した役柄に挑戦する。

『マルス-ゼロの革命-』に主演する道枝駿佑(なにわ男子) (C)テレビ朝日

『マルス-ゼロの革命-』に主演する道枝駿佑(なにわ男子) (C)テレビ朝日

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 今作は『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(2019年)で知られる武藤将吾氏による完全オリジナルで描く前代未聞の青春“クーデター”サスペンス。「何かを変えたい」――そう願う高校生たちが、謎多きカリスマ的なリーダーに導かれ、大人社会に反旗をひるがえしていく、爽快な新感覚青春ドラマとなる。

 道枝が演じるのは、落ちこぼれ高校生たちを「俺と一緒にこの世界をぶっ壊そう」と扇動していく19歳の謎の転校生・美島零(みしま・ぜろ)。人心掌(しょう)握に長けていて、いつの間にか人の心の“隙間”に入り込み、言葉巧みに操っていくカリスマ性を持ち合わせる。零=ゼロに扇動され、導かれた高校生たちは、やがて【マルス】という動画集団を結成し、大人が作った社会を壊し、再構築“スクラップ&ビルド”していこうとする。

 武藤氏といえば『3年A組』のほか、『家族ゲーム』、(2013年)、映画『クローズZERO』(2007年ほか)といったヒット作を送り出してきた。Netflixドラマ『御手洗家、炎上する』(2023年)や『義母と娘のブルース』(2018年ほか)、『ROOKIES』(2008年ほか)などを手掛けた監督・平川雄一朗氏とタッグを組み、この混迷の時代を生きる高校生たちを主人公に、エッジの効いた全く新しい青春ドラマをつむぎ出す。

 革命=クーデターの中で起きる不可解な事件、そして“ゼロ”が抱えるある秘密――次々と生まれていく謎と巧妙に張り巡らされていく伏線も、このドラマの重要な要素。物語が進むにつれ徐々に驚がくの真実が明かされていく。

 今回解禁されたビジュアルで、道枝演じる零が“オオカミ”を背負っているのにもワケが…。「マルス」とは、ローマ神話やギリシャ神話に登場する《軍神》のこと。オオカミは「マルス」の《聖獣》であることから、それをモチーフとしたビジュアルになっている。《聖獣》オオカミを背負い、真っ直ぐに前を見つめる零の目には、果たしてどんな世界が映し出されているのか。

■道枝駿佑(なにわ男子)コメント

――今作『マルス』の出演オファーを受けて

素直にうれしかったです。今までにやってきたことのない、携わったことのないジャンルの作品だったので、また新しい一面をお見せすることができるんじゃないかと思いました。これまでやらせていただいた役柄の中でも一番僕自身とのギャップがあるように感じましたし、若者たちがSNSを使って世の中と戦っていくというのも、今だからこそ伝えられるメッセージのようなものが込められている作品なのかなと思いました。

――これまでのイメージとは変わる、という部分では金髪にされるのも大きい?

そうですね、本当に初めてなんです! 初ブリーチで、初金髪、初ハイトーンの髪色です! 撮影が始まる頃には完全にハイトーンの髪色になるので、皆さんからもどんな反響が来るのか楽しみですし、そのイメージを定着させて、かっこよく零(ゼロ)を演じられたらなと思っています。

――美島零という人物をどのように演じたいか?

零はミステリアスで謎に包まれた転校生なのですが、攻撃的なところもあり、心の奥底には内に秘めた熱さなどもある人物なのかなと思っています。僕は遠慮しがちな性格なので、その遠慮を捨ててしっかりと全力で、体当たりで零を演じられたら、と思います。

――零には「圧倒的なカリスマ性」がありますが、道枝さんご自身は?

僕はそんなに感じたことはないです(笑)。ファンの皆さんはどう感じてくれているんだろう…?零は誰が見てもカリスマ的な存在だと思うので、そこはしっかりと零になりきって、堂々とした余裕のある姿をお見せできたらいいですね。

――道枝さんにとって「カリスマ的な存在」「この人はカリスマ性があるな」と思う人は?

木村拓哉さんです。木村さんのまとっているオーラや色気、たたずまいはすごくカリスマ性を感じますし、やはりパフォーマンスされている姿やお芝居をされている姿を見ても、存在感がすごくて惹(ひ)かれる方です。木村さんのあの圧倒的なカリスマ性や存在感を参考にできるくらいの気持ちでやれたらいいなと思います。

――今作で脚本を手掛けられる武藤将吾さんの作品への印象は?

『クローズZERO』などはすごく見ていて、ギラギラした世界観というイメージを持っていました。僕はあの…キラキラした世界観の作品に巡り合うことが多いので、180°違ったギラギラした世界に入り込めることは光栄だと思っています。武藤さんに、僕らしい零をしっかりと届けられるよう頑張りたいです!また、アクションなどもけっこうハードなものがあると聞いているので、どのくらいハードなものになるのかも楽しみにしています。

――メイン監督を務める平川雄一朗さんとは2021年に『生徒が人生をやり直せる学校』で
ご一緒されていますが、平川監督との再タッグで楽しみにされていることは?

平川さんと以前にドラマでご一緒させていただいたときは、僕がまだデビューする前でした。そのときから本当にいろいろなことを教えていただき、現場では毎日アドバイスもくださいました。そこで教えていただいたことを次の作品でも活かすことができていたので、今回デビュー後初めてご一緒することもあり、以前よりも成長した姿をお見せできたらいいなと思っています。

――視聴者へのメッセージ

今回初めてゴールデン帯の連ドラで主演をやらせていただくことになりました。すごくプレッシャーもありますし、反面楽しみなこともありますが、いつかゴールデン帯のドラマで主演をやりたいという夢があったので、それが叶ったことがとてもうれしいです。
『マルス』が、皆さんの日々をワクワクさせられるような作品に、そして「来週どうなるんだろう」「続きが気になる」ってソワソワした1週間を過ごしてもらえるような火曜日にできたらいいなと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

■脚本・武藤将吾コメント

個人的に青春ドラマは、『花ざかりの君たちへ』(2007年)、『家族ゲーム』(2013年)、『3年A組』(2019年)と6年周期で執筆していたので、次は2025年かなと勝手に想像していたのですが、少し早く2024年にやることになりました。
若い子には「こんな仲間がいたらいいな」と思ってもらえるような、親世代には「自分にもこんな時代があったな」と思い出してもらえるような、青春の刹那(せつな)を切り取った作品になればうれしいです。
道枝さんはじめ魅力あふれるフレッシュなキャストがそろったので、皆さんの新たな一面を引き出せるように、中年の弛(たる)んだ体に鞭(むち)打って踏ん張ります。
あ、そうだ。
「3年ぶりの連ドラで胸が高鳴っております」と、プロデューサーに書いてくださいと言われたのを忘れていました。

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