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松田翔太、テレ東ニュースショー『THE TRUTH』で企画&主演 忖度と事情に縛られるテレビの限界に挑戦

 俳優の松田翔太が、テレビ東京「ドラマチューズ!」枠『THE TRUTH』(12月5日スタート、毎週火曜 深0:30〜※全4回)で主演と企画を務めることが17日、発表された。総合演出・脚本は高崎卓馬氏が担当し、完全オリジナルの新感覚ニュースショーを届ける。

『THE TRUTH』キービジュアル(C)「THE TRUTH」製作委員会

『THE TRUTH』キービジュアル(C)「THE TRUTH」製作委員会

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 今作は、松田がMCを務める架空のニュースショー『THE TRUTH』を舞台に“毒とユーモア”で“世の中の真実”に迫る。豪華ゲストとさまざまな討論を繰り広げるコーナーや、「料理コーナー」「英会話コーナー」「街頭インタビュー」などさまざまな企画が登場。しかし、どれも一見すると役に立ちそうで役に立たない、役に立たなそうで役に立つシュールな内容のコーナーばかり。YouTuber vs. 暴走族、番宣に来た俳優、若者からのざっくばらんな質問に答える俳優、見え隠れする番組の影のフィクサーなど、混迷を極めるニュースショーの行き着く先、そんな世界からあぶり出される人間の本質(=THE TRUTH)とは何なのか。

 今作が同局ドラマ初出演で主演となる松田は、企画を立ち上げ、自らキャスティングにも動き、作品の世界観を作り上げる。リアルな現実社会にリンクする内容で、忖度と事情に縛られるテレビの限界に挑戦。「ついてこれますか。おいていきますよ。」のキャッチコピーどおり、同局の深夜ドラマらしいガツッと刺さるジャンル不問のコンテンツとなる。

『THE TRUTH』で企画・主演を務める松田翔太(C)「THE TRUTH」製作委員会

『THE TRUTH』で企画・主演を務める松田翔太(C)「THE TRUTH」製作委員会

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 松田は「高崎さんの書く言葉やせりふはいつも僕にすごく響いて引っかかるものがあって、言葉にできない世界やある一定のセンスの話を理解してくれる高崎さんといつか一緒に作品を作りたいと思っていました。企画としては僕の中にある、こういう物を作りたいという情熱や言葉にできない吐き出したい何かや感覚を1回言ってみたらどうなるんだろうという実験をしてみたかったんです」と企画の経緯を説明。「思春期の頃に見たコマーシャル、映画、雑誌、アニメなどの中でも自分が共感できる何かがあるものが僕はずっと好きで、それを今回の作品に落とし込んでいくという、すごく繊細な作業をチーム全員でできたんじゃないかなと思います」と語った。

 続けて「形にするまでが一番大変でしたが、この実験はここからが勝負。キービジュアルにもある『ついてこれますか。おいていきますよ。』という言葉は視聴者の皆さまに言っているのではなく、制作している僕らへの言葉だと思っています」とコメント。「新しいものを見たとき、これはなんだろう?という引っかかりがある、あの感覚を、視聴者の方にも感じていただけたらうれしいです」と伝えた。

 高崎氏は「松田翔太さんとのセッションは刺激的だった」と表現。「撮影の直前までああでもないこうでもないと話しながら、本番になると笑いをこらえて何度泣いたことか。これだけの技術と存在感のあるゲストが集まってやる気がでないはずがない。そういえば子どもの頃、深夜のテレビは猛烈に妖しかった。知性と好奇心がうごめいていて大人だった。その感じを思い出して『ザ・深夜番組』をつくりました」と期待を高めた。

関連写真

  • 『THE TRUTH』キービジュアル(C)「THE TRUTH」製作委員会
  • 『THE TRUTH』で企画・主演を務める松田翔太(C)「THE TRUTH」製作委員会
  • 『THE TRUTH』で総合演出・脚本を務める高崎卓馬氏(C)「THE TRUTH」製作委員会

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