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『セクシー田中さん』P語るベリーダンスシーンの裏側 木南晴夏の努力に「拍手喝采」【インタビュー】

 日本テレビ系連続ドラマ『セクシー田中さん』(毎週日曜 後10:30)が放送中だ。会社では眼鏡に黒髪をきっちりと結び、仕事に徹している“地味”なアラフォーOLの田中さん(木南晴夏)が、ベリーダンサーのSaliに変身。ひょんなことから彼女の裏の顔を知り、すっかりファンになってしまった派遣社員・朱里(生見愛瑠)と友達になることで次第に周囲に変化をおよぼしていく。GP帯初主演となる木南の起用理由や、魅惑のベリーダンスシーンについて大井章生プロデューサーに話を聞いた。

『セクシー田中さん』第5話より安田顕、木南晴夏 (C)日本テレビ

『セクシー田中さん』第5話より安田顕、木南晴夏 (C)日本テレビ

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■スーパーウーマンではない等身大の主人公は“振り幅”魅せる木南にオファー

 ラブコメディーであり人間ドラマも描かれる原作に惹(ひ)かれドラマ化を思い立ったという大井氏。「スーパーウーマンでもただの地味な女性でもない田中さんは難しい役柄。誰にお願いするかを考えていたところ、ちょうど、以前『ノンレムの窓』で木南さんとご一緒した際、間近でお芝居の振り幅を見て、シリアスもコメディーのお芝居もできる女優さんという印象を持っていたため、オファーをさせていただきました。イメージにもぴったりで、田中さんと同じ眼鏡を付けている過去の作品を探して、やっぱり似合うな、と(笑)」とキャスティングから自信を見せる。

 演じる上では「田中さんは、自分から周囲の人を変えようとはしていない。田中さんの周りの人々が田中さんを中心に変わっていく話であり、そこに田中さんが誰かを変えようという意識があるわけではないわけで、そんな田中さんの不思議な魅力と二面性を大切にしたいですよね、と木南さんとは話していました」と内面についてもすり合わせた。

『セクシー田中さん』第5話より安田顕、木南晴夏 (C)日本テレビ

『セクシー田中さん』第5話より安田顕、木南晴夏 (C)日本テレビ

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 そのなかで「田中さんは元々孤独な人なのでここまではいけない、とか、田中さんが“しないこと”についても意見をいただいています。また、第4話で四十肩になってしまった田中さんは、普段、会社では髪の毛をゴムでまとめているのですが、その時はいつもよりゴムの位置がズレているんです。四十肩で腕が上がりきらないので結び目がズレている。そういう細かな点も木南さんからご提案いただきました。『こんなのどうかな?』というアイディアは常にいただいています」と木南自身の視点が活きることも。

 このほかにも「第2話で朱里ちゃんと田中さんがパンケーキを食べて別れる時に、田中さんがすっごく下の方で手を振っているんです。控えめに“手を振りたい”という気持ちが現れていて、すごく細かいんですけど、その田中さんがほほ笑ましく思えるのは視聴者の方も同じではないでしょうか。これは木南さんから自然に出た動きです」。

「木南さんはいろいろなパターンをもってきていらっしゃると思うんですが、相手によってお芝居の仕方を変えることができる。スイッチが入れば、田中さんが動いているようにしか見えなくなる。田中さん以外の人は、朱里にしても笙野(毎熊克哉)にしても、怒り狂ってたり失礼だったり“動”な人が多い中で、田中さんはすんっと静か。そのギャップがおもしろい。相手に合わせて調整されているような感じがします」と向き合う相手の空気に違和感なく溶け込む力にも感服する。

■生見愛瑠の“瞬発力”に感心 本人も共感する“リアリスト朱里”を全面に

『セクシー田中さん』第5話より前田公輝、生見愛瑠 (C)日本テレビ

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 一方でキュートだけど、笙野に対しては怒り爆発、だけど純真さも併せ持つ朱里は、生見にぴったり。「生見さんは、速度が早い。生見さんも自分の演技プランをもって現場に入られていますが『こういう解釈もありますかね』と言ったとしたらそっちの方向でやってみせる瞬発力がある。なかなか指示されてその方向で変えられることはない。原作のキャラクターに合わせたいと髪のご相談もいただいていました。生見さん自身がリアリストな朱里に共感されている部分があったそうなので、実際にそれを全面に出してほしいとお願いしました」。

 実は“人見知り”同士であるという木南と生見。「コンビネーションはとってもいい。木南さんも生見さんも人見知りで、クランクイン当初は人見知りモードだったのですが、撮影が進むにつれて会話も増えてきていて、それがドラマの田中さんと朱里とリンクするようでほほ笑ましく、みんな見守っています」とかわいらしい裏側も明かした。

 今作ではベリーダンスが大きな見どころとなるが「木南さんからすぐに稽古を始めたいとおっしゃっていただき、クランクインの4ヶ月前には入っていただきました。週1、2で稽古されて、現場に完璧に仕上げてこられたので、その努力はさすがだな、と。撮影の合間も耳にイヤホンをつけて自主練をされている姿もありました」と努力を重ねてきた。

 会社での姿とは180度違った田中さんの変ぼうも話題を呼んでいるが「普段のメイクよりも時間がかかり、1・2時間をかけています。ドレスも木南さんに合わせたものを探しています。踊りなので体型に合っていないと踊りづらいため、合うものを探したりオーダーメイドしたりしています」とこだわっている。

 「ベリーダンスは、例えば、この衣装でこの曲は踊らない、とか、この曲の時にはこういう演出はしない…などもしかしたら普通に人が見ているとわからないルールもあり、監修の先生とお話しながら“プロから見てもおかしくない”ベリーダンスシーンを心がけています。撮影方法も、本来なら別アングルやスロー、何回もやりたいのですが、踊れば踊るほど身体に負担もかかるのでなるべく少ない回数で撮ろうとしています。木南さんの集中力がすごいので、1回でしっかり決めて、現場では拍手喝采(かっさい)になっています」と“さすが主演”というエピソードも飛び出す。

 踊りながらの芝居は難易度が高いように思えるが「1話の踊りながら突然現れた朱里に驚きながら目線を送るシーンなどもすばらしく、芝居がしやすいように特訓されているんだな、と思います」と木南の真摯さによってその完成度がより高まっている。

『セクシー田中さん』第5話より生見愛瑠、木南晴夏 (C)日本テレビ

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 今週放送の第5話(19日放送)から中盤にかけ、田中さんの両親が登場するなど田中さんと朱里の友情はもちろん、笙野や三好(安田顕)、進吾(川村壱馬)、小西(前田公輝)など個性的な男性キャラクターとの“ラブ”展開も描かれるそう。

 「今後は、田中さん自身も変わっていくこともおもしろさのひとつ。田中さん自身はベリーダンスを通してある種、もう変わった存在ですが、そこからもう一歩、このドラマを通して、人間関係が変わっていく。孤独だった田中さんが変わっていく姿が描かれます」とポイントを明かす。

 今作は「田中さんと朱里の友情という言葉が合っているかわからないがその関係性が魅力。それがこれからはラブコメディーということでラブ軸もしっかり描かれ、田中さん、朱里がどう進んでいくか。またベリーダンスでは個性的なキャラクターが登場するのでそこも注目してほしいです」。日曜の夜、きらびやかな衣装をまとって華麗に舞う“田中さん”の姿が活力をくれるはずだ。

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