俳優の木村了が9日、都内で行われたMBSドラマ特区『サブスク不倫』の完成披露トークイベントに登壇し、共演の佐津川愛美、草川拓弥（超特急）、堀夏喜（FANTASTICS from EXILE TRIBE）と同作の魅力を語った。

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　MBS、テレビ神奈川ほかできょう9日より放送される今作は、鈴木さやか氏（原作）とMinto Studio（作画）による同名WEBTOONのドラマ化。“安全な不倫”が楽しめるサブスクリプションサービス「ビュッフェ」の沼にハマり込んでしまう既婚女性のラブサスペンスを描く。主演の佐津川は結婚3年目の専業主婦・鳥山未知留役、木村は未知留の夫・蒼役を演じる。そしてサブスク不倫で未知留が出会うカメラマンの黒崎淳弥役を草川、大病院の御曹司・一ノ瀬剣太郎役を堀が務める。

　木村は「不倫に走る理由はDVや夫婦の関係が雑になってしまう…などいろいろとあると思いますが、そういったわかりやすいものにはしたくなかった」と撮影時を回顧。「あくまでも本当に日常がここにあって、サブスク不倫というものをしっかりと浮き立たせられるように、 リアルにしなきゃいけないと意識して演じさせていただきましました」と語った。

　そんな役作りの結果、「僕としてはマジメにお仕事をしていだけの男という感じで演じたつもりだったんですけど…出来上がってみたら、まぁクズっぽいなと（笑）」と苦笑。「未知留のお話ちゃんと聞かないし…。僕は一生懸命、仕事に精を出す男を演じたんですよ」と念を押した。

　そして、第一話を先行視聴した客席に向けて「みなさんもご覧になっていただいたと思うんですけど、どうでしたか？クズだなって思った方いますか？」と問いかけ。即座に多数の手が挙がると、「あ、なかなかいらっしゃいますね…ありがとうございます！（笑）」と胸を張った。