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亀梨和也、フジ木曜劇場『大奥』で時代劇初挑戦 第10代将軍・徳川家治役で主演・小芝風花と“政略結婚”

 3人組グループ・KAT-TUN亀梨和也が、来年1月スタートのフジテレビ系木曜劇場『大奥』(毎週木曜 後10:00)で時代劇に初挑戦することが3日、わかった。亀梨は第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる)役に起用。主演・小芝風花演じる主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)と政略結婚する役柄を演じる。なお、同局ドラマ出演は2019年4月期『ストロベリーナイト・サーガ』以来、約5年ぶりとなる。

1月期木曜劇場『大奥』に出演する亀梨和也

1月期木曜劇場『大奥』に出演する亀梨和也

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 今作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく人気シリーズ。連ドラとしては2005年に放送された『大奥〜華の乱〜』以来、約20年ぶり、2019年に完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来、約5年ぶりに復活する。

 舞台は、景気悪化の一途をたどる江戸中期。閑院宮直仁親王の第六王女である公家の娘・倫子は、第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へわたる。そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋(ひぶた)が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。

 亀梨演じる家治は、倫子との婚礼の儀を控えている。父であり、第9代将軍・徳川家重(とくがわ・いえしげ)が謎の死を遂げたことで、家治が第10代将軍の座についた。幼い頃より聡明(そうめい)で期待されて育ち、祖父である第8代将軍の徳川吉宗(とくがわ・よしむね)から目をかけられ、直接帝王学を学ぶエリート教育を受ける。苦境に陥る幕府を立て直したいと考え、行動に移すが、田沼意次(たぬま・おきつぐ)にある秘密を握られ…。愛におびえ、愛を知らずに数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、懸命に生きる将軍を演じる。

 企画を担当した同局・安永英樹氏は「涼やかでクールな印象の亀梨さんですが、その目はどこか憂(う)いを帯びているようにも感じます。その“目”が出演をお願いする決定打でした。数奇で複雑な運命に翻弄されながらも、もがき生きる将軍・家治は小芝風花さん演じる妻で将軍正室の倫子とどのような夫婦を、家族を築いていくのか、私も楽しみにしています」と期待を寄せている。

■亀梨和也コメント

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

僕自身、今回が初めての時代劇なのですが、その一発目がこの歴史ある『大奥』という作品に声を掛けていただいたこと、大変光栄に思っております。本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています。

――ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。

家治は、特に序盤は一見冷たい印象を持たれると思いますが、後半にかけてしっかりと物語の内容を捉えていただくと、その前半の家治の意味合いが分かるような、見え方が変わるようなキャラクターなので、そこをうまく自分の中でも整理していきたいなと考えています。

――主演を務める小芝風花さんの印象は?

小芝さんがまだ10代のときに『セカンド・ラブ』という作品で共演させていただきました。がっつり一緒にお芝居をするシーンはあまりなかったのですが、まだどこか幼さが残っていながらも、10代ながらすごいしっかりされた方だなと思っていました。この前別のスタジオでたまたま2回もお会いしまして、何かご縁を感じています。とにかくお忙しそうなのですが、いつお会いしてもすてきな笑顔を向けてくださるので、今回の役柄的には将軍なのですが、僕としてはいい家臣となって小芝さんを支えていけたらなと思っています。

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

年の初めにきらびやかで、深く重厚な物語を皆さんの生活の中にお届けし、少しでも彩りを添えることができたらいいなと思います。今回の『大奥』は愛がテーマになっているので、恋愛のみならず家族や友人との人間関係など、人とのつながりを感じてもらえる作品になれたらいいなと思っています。僕は序盤ちょっと冷たい男ですが(笑)、本当は心に温かいものを持っているキャラクターだと思うので、その辺りを時間がたつにつれて、春の訪れとともにぬくもりを感じていただけたらと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!

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