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伊藤沙莉、“自然体”で朝ドラ『虎に翼』撮影スタート ストーリーに期待も「1話から『おもしろ』って」

 来春放送開始の2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』で主人公・猪爪寅子役の伊藤沙莉、両親役の石田ゆり子岡部たかしがこのほど、取材会に参加し、撮影現場の雰囲気や物語の魅力について語った。

2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインを務める伊藤沙莉(C)NHK

2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインを務める伊藤沙莉(C)NHK

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 多くの作品で主演を務め、同枠『ひよっこ』の米子役でも注目を集めた伊藤だが、「プレッシャーはとってもあります」と緊張気味。「26週放送がある中、1話から撮れるわけではないので、今後起きることのつじつまが合うようにする作業は、やっぱり大きく違います。その計算が他にはない戦い方だなと思います」と分析し、「そこは新しいから、楽しいなと思います」と前向きな姿勢を見せた。

 連続テレビ小説『虎に翼』のモデルは、三淵嘉子さん。日本初の女性弁護士で、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ1人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら事件や裁判が見事に解決されていく物語で、爽快感を味わいつつ次回の展開が気になる朝ドラになる。

 伊藤は「1話から『おもしろ』って思いました。いただいた分は速攻読み終わりました。法律や時代背景を含めて、難しい印象があったのですが、いろいろなことが分かりやすく描かれていいます。ですが、軽く扱わずに丁寧に描かれているのでその塩梅がすてき」と、魅力を熱弁。「せりふに詰まる日が来るかもしれないですが」と苦笑いを浮かべつつ、「堅いイメージがあるかもしれないですが、ご自身(三淵さん)の人生やプライベートなゾーンの話は面白い方だったりします。そういうところも演じられたらと思っています」と力を込めた。

 撮影には「あんまり何も考えずにただいる感じです。1年間お世話になるので、どこかでボロは出ますので、取り繕っても仕方がないと思っています。まずはお互いを知り、人との出会いをたくさんしているという感じです」と自然体で参加できているそう。「現場の雰囲気もとても良くて、和気あいあいと和やかですし、ピリピリしているところも見ないので、スタッフさんやキャストの方々、いろんなものが派生して莫大な和やかな雰囲気になっているのかな」と明かした。

 石田や岡部らとの“家族の絆”も順調に築き上げている。「今のところ、(猪爪直明役の)5歳の末っ子が、(家族を)巻き込んでくれるというのは結構大きいなと思っています。そこで輪が広がるので感謝していることは多いです」とにっこり。「この作品を楽しんでいただくことが何より大事だと思います。大事に演じることで伝わると思うので、楽しんでいただけたらと思います」と意気込むと、“両親”の石田と岡部も力強くうなずいた。

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  1. 1. 伊藤沙莉、“自然体”で朝ドラ『虎に翼』撮影スタート ストーリーに期待も「1話から『おもしろ』って」
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  • 2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインを務める伊藤沙莉(C)NHK
  • 2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』に出演する岡部たかし(C)NHK
  • 2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』に出演する石田ゆり子(C)NHK
  • 2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』に出演する(左から)石田ゆり子、伊藤沙莉、岡部たかし(C)NHK

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