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初代から56年でどれだけ進化? 次世代を担う「ハイエース」の新しい形『グローバル ハイエース BEV コンセプト』を世界初出展【ジャパンモビリティショー】

 『東京モーターショー』から名称を変え、自動車業界だけでなく、さまざまなモビリティ関連企業・団体が一堂に会した4年ぶりの大型イベント『Japan Mobility Show 2023』(ジャパンモビリティショー)。トヨタ自動車のミニバン、商用車、SUV、マイクロバスなどの開発・生産を行っているトヨタ車体のブースでは、56年前に誕生した初代モデルと、次世代を担う新型の「ハイエース」を展示。

トヨタ車体のブースには、56年前に誕生した初代モデル「ハイエース」を展示 撮影/逢坂聡

トヨタ車体のブースには、56年前に誕生した初代モデル「ハイエース」を展示 撮影/逢坂聡

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 同社代表取締役の松尾勝博社長は、プレスブリーフィングで「当社が企画、開発、生産を担う箱型の商用バン、乗用ミニバンをもっと便利に、もっと快適に、もっと自由に。これからの未来もみなさまとご一緒させていただきたい。そんな思いを3台の車を通じてお伝えしたい」とコンセプト車両3台の展示理由を説明。

 同社が歩んできた歴史を振り返るとともに、「56年前、1967年、物を運ぶトラックと、人を乗せる乗用車のどちらも兼ね備えた新しいジャンルの商用車『ハイエース』の生産がスタートしました。今回、バンの原点に返って、初代ハイエースを紹介することとしました」と初代モデルの展示の意図を説明した。

 そのうえで、コンセプトカーの1台である『グローバル ハイエース BEV コンセプト』について、「商用バンは、多様な使われ方をするモビリティであり、だからこそ誰ひとり、取り残さないことが大切です。当社は、2017年の東京モーターショーで商用バンのコンセプトモデルを提案しました。そして今年、多様化していく社会のニーズにお応えできる新しい商用バンの形を一つの選択肢として提案させていただくことにしました。商用バンの使われ方は多岐にわたっています。世界中で人々の生活を支える足であり、社会インフラを担い、多種多様な荷物を運ぶなどお使いいただくひとりひとりの困りごとにタイムリーにお答えしていくことが求められます。トヨタグループでの新しい技術で、使用用途に応じて、商用のお客様が必要とされる積載量や航続距離、荷室スペースなど、どれを重視するかの選択肢を提供できるのではないかと思っています。今がゴールではなく、社会から必要とされるモビリティをお客様の声を聞きながら一緒に作れたらと思います」と話した。

 なお同車は、先進的なデザインと大空間、使いやすさを兼ね備えた次世代BEVバン。最小回転半径5.5mで、静粛性・乗降性に優れており、多様化するドライバーに配慮している。また、使いやすさを追求し、フラットフロア、ウォークスルー、荷物を楽に移動できる専用カートなどを備え、助手席エリアをカーゴスペースとし、約3.5mの長尺物も積載可能。コネクティッドを活用した配達効率向上を果たし、配送ルートの最適化、次に配達する荷物の積載位置表示なども可能となっている。

 その他同社のブースでは、多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴン『X-VAN GEAR CONCEPT』(クロスバン ギア コンセプト)、4席だけの大空間で快適に過ごしせるおもてなし装備・機能を備えた、最上級ミニバン『VELLFIRE Spacious Lounge CONCEPT』(ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプト)も世界初公開されている。

 なお『Japan Mobility Show 2023』は、10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)となっている。

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