俳優・土村芳が主演を務める、テレビ大阪・BSテレ東の新連続ドラマ『インターホンが鳴るとき』第3話が、25日深夜に放送された。不倫女性のワケアリな境遇が描かれ、「裏垢の闇みたいな感じ」「なんか切ないな」「涙なしでは見られない」などの反響が寄せられている。

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　同ドラマは、AIなどのテクノロジーが発展した2026年が舞台。幸せに暮らしていた主婦の結花（土村）が、夫・真治（堀井新太）の“5人同時不倫”を知り、謎の男性・海斗（古屋呂敏）の協力を得て、不倫相手を“排除”していく。第2話では1人目を夫から遠ざけ、第3話では2人目に着手した。

　結花は、インスタ風アプリで「釣り」に励み、夫の不倫相手2人目がもちこ（中村ゆりか）だと突き止めた。もちこはSNSにキラキラした写真ばかり投稿し、東京タワーが見えるタワマンの高層階に住む“港区女子”風のキャラクター。

　しかし尾行の結果、まるで実際はまるで別人で幸薄、本名は「望月淑子（としこ）」だと明らかに。母を介護しながらひっそり暮らし、SNSでは理想の自分を演じていたのだった。

　結花らによって不倫がバレたもちこは、傷心で帰宅すると、母親から「淑子、すっごくかわいい」と着飾った姿をほめられ、「お母さんごめんなさい」と号泣しながら母の胸に飛び込んだ。

　この展開に、SNSでは「本当の姿を暴かれて絶望したところでお母さんと抱擁して謝罪するシーンは涙なしでは見られない」「もちこ幸せになってほしい」とエールも。不倫はダメだとしながら「だんだん嫁の言動がこわくなる笑」といった感想も寄せられている。

　テレビ大阪では毎週水曜深夜0時、BSテレ東では毎週水曜深夜0時30分放送。テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ九州放送でも放送。