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小松菜奈&坂口健太郎『余命10年』地上波初放送 キャスト&監督からコメント到着「『幸せ』とは何か考えてもらえる時間になったら」

 俳優・小松菜奈坂口健太郎のW主演で映画化した『余命10年』(2022年公開)が20日、日本テレビ系『金曜ロードショー』(後9:00※放送枠20分拡大)で地上波初放送される。それに先立って小松、坂口、藤井道人監督からコメントが到着した。

小松菜奈&坂口健太郎W主演『余命10年』(C)2022映画「余命10年」製作委員会

小松菜奈&坂口健太郎W主演『余命10年』(C)2022映画「余命10年」製作委員会

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 切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、ベストセラーを記録している小説を小松と坂口で映画化した同作。二十歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉を小松、茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を坂口が演じる。小説の文庫化・映像化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、2人の「10年」の物語を全身全霊で演じた。

 小松は「私は茉莉を通して、いろんなことを教えてもらい、自分の人生をどう生きたいか見つめ直すことができました。そして、残された者の気持ちに丁寧に優しく寄り添い、美しき四季と共鳴し合ってる世界観も楽しんでいただきたいです」とコメント。「時間は無限ではない、あなたにとっての『幸せ』とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います。1人でも多くの人の心に届きますように」と願いを込めた。

 坂口は「余命を背負った女性が、最後まで生き抜く作品です。和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた1年でした」と回想。「1人でも多くの方々に彼女の生きざまを見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです」と伝えた。

 藤井監督は「『余命10年』が幼い頃から観ていた金曜ロードショーで放送されること、心からうれしく思っています」と喜び、「皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています」とコメントした。

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