俳優・平岳大(49)が25日、都内で開催された映画『グランツーリスモ』(公開中)の取材会に参加。渡米を志した当初のエピソードやハワイを拠点にしている現在の状況、そして今後の展望について明かした。
映画『グランツーリスモ』は、同名ドライビングゲームのトッププレイヤーをプロのカーレーサーに育成する前代未聞のプロジェクト「GTアカデミー」の実話を映画化。幼い頃からの夢であるレーサーを目指すヤン・マーデンボロー役をアーチー・マデクウィ、プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたダニー・ムーア役をオーランド・ブルーム、指導を引き受ける元レーサーのジャック・ソルター役をデヴィッド・ハーバーが演じる。
平は『グランツーリスモ』シリーズのクリエイターであり、本作にエグゼクティブ・プロデューサーとしても参加している山内一典氏を演じる。完成版を観た際には「不覚にも泣いてしまった」とし、「ストーリーはいかにもハリウッドらしいものになっていますが、実話だという事実が物語に厚みをもたらしている」と手応えを伝えた。
現在ではハリウッド映画を中心に多数の作品に出演している平だが、日本での俳優活動を活発化させていた頃に「ふとLA(ロサンゼルス)のエージェントと契約しようと思い立ったことがある」と、海外進出を視野に入れていたことも明かす。
「自分のプロモーション映像を作って、250ヶ所くらいに送りました。だいたいのところは返事をくれたんですが、会ってくれることになったのは3件だけ。しかも、実際にLAへ行ってみたら2件ドタキャンになって、1社とだけ会って話すことができた」と振り返った。
その際にエージェントからは「少なくとも6ヶ月は滞在して、オーディションを受けまくってくれ」と言われたそうで、平自身は「日本での活動が徐々に軌道に乗ってきた時期で、それをすべて手放すことが当時はできなかった」と断念。2020年3月からハワイに拠点を移すことになった。
移住直後にコロナ禍が起こるという不運に見舞われながらも、英国BBC Two発のNetflixドラマシリーズ『Giri / Haji』が転機になった。「オファーをくれる監督やディレクターのほとんどが『Giri / Haji』を観たと言ってくれる」と感謝し、「オーディションは最近減っている。今年は3本お話をいただいて、その全部がオファーでした。なので、ちょっとは目に止まっているのかなと…」と手応えも語る。
最後に平は、Apple TVのドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスター』や、真田広之と共演するリメイク作品『将軍 SHOGUN』といった今後の出演作品をアピールしながら、「日本に帰ってきてワークショップとか…需要があればやってみたい」と意欲も口に。「当時は誰も教えてくれなかったからエージェント250社に動画を送るようなことをやったけど(笑)、この僕の経験が活きるならぜひシェアしたい」と言い、オンラインサロン「コーチヒラ」をベースとしたサポート業の展望も語った。
このほか、取材会には平の所属プロダクション「生島企画室」の生島ヒロシ、生島翔も出席した。
映画『グランツーリスモ』は、同名ドライビングゲームのトッププレイヤーをプロのカーレーサーに育成する前代未聞のプロジェクト「GTアカデミー」の実話を映画化。幼い頃からの夢であるレーサーを目指すヤン・マーデンボロー役をアーチー・マデクウィ、プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたダニー・ムーア役をオーランド・ブルーム、指導を引き受ける元レーサーのジャック・ソルター役をデヴィッド・ハーバーが演じる。
平は『グランツーリスモ』シリーズのクリエイターであり、本作にエグゼクティブ・プロデューサーとしても参加している山内一典氏を演じる。完成版を観た際には「不覚にも泣いてしまった」とし、「ストーリーはいかにもハリウッドらしいものになっていますが、実話だという事実が物語に厚みをもたらしている」と手応えを伝えた。
現在ではハリウッド映画を中心に多数の作品に出演している平だが、日本での俳優活動を活発化させていた頃に「ふとLA(ロサンゼルス)のエージェントと契約しようと思い立ったことがある」と、海外進出を視野に入れていたことも明かす。
「自分のプロモーション映像を作って、250ヶ所くらいに送りました。だいたいのところは返事をくれたんですが、会ってくれることになったのは3件だけ。しかも、実際にLAへ行ってみたら2件ドタキャンになって、1社とだけ会って話すことができた」と振り返った。
その際にエージェントからは「少なくとも6ヶ月は滞在して、オーディションを受けまくってくれ」と言われたそうで、平自身は「日本での活動が徐々に軌道に乗ってきた時期で、それをすべて手放すことが当時はできなかった」と断念。2020年3月からハワイに拠点を移すことになった。
移住直後にコロナ禍が起こるという不運に見舞われながらも、英国BBC Two発のNetflixドラマシリーズ『Giri / Haji』が転機になった。「オファーをくれる監督やディレクターのほとんどが『Giri / Haji』を観たと言ってくれる」と感謝し、「オーディションは最近減っている。今年は3本お話をいただいて、その全部がオファーでした。なので、ちょっとは目に止まっているのかなと…」と手応えも語る。
最後に平は、Apple TVのドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスター』や、真田広之と共演するリメイク作品『将軍 SHOGUN』といった今後の出演作品をアピールしながら、「日本に帰ってきてワークショップとか…需要があればやってみたい」と意欲も口に。「当時は誰も教えてくれなかったからエージェント250社に動画を送るようなことをやったけど(笑)、この僕の経験が活きるならぜひシェアしたい」と言い、オンラインサロン「コーチヒラ」をベースとしたサポート業の展望も語った。
このほか、取材会には平の所属プロダクション「生島企画室」の生島ヒロシ、生島翔も出席した。
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2023/09/27