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『いちばんすきな花』主演最後の1人は今田美桜 村瀬Pが「今田さんをイメージ」と語る夜々役【ロングコメント全文】

 社会現象を巻き起こした『silent』のプロデューサー&脚本家が再タッグを組み、“クアトロ主演”で届けるフジテレビ系木曜劇場『いちばんすきな花』(10月12日スタート、毎週木曜 後10:00)の主演最後の1人が18日、発表された。今田美桜が、深雪夜々(みゆき・よよ)役でフジテレビ系連続ドラマ初主演を飾る。

木曜劇場『いちばんすきな花』に主演する今田美桜 

木曜劇場『いちばんすきな花』に主演する今田美桜 

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 同作は、『silent』をプロデュースした村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにつむぐ、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。年齢も性別も、育ってきた環境も違う人生を歩んできた4人の男女の“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。

 クアトロ主演のうち、多部未華子松下洸平神尾楓珠がすでに発表されていたが、新たに今田の出演が決定した。これで4人全員がそろった。

 今田が演じる夜々は、表参道の美容院で美容師として働いている女性。純粋に友達になろうとしても、男性からは異性というだけで勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうという経験をしてきたことで、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えるように。そんなことから周囲に合わせるために思っていないことを口にしたり、取り繕ったりするようになり、そのせいで態度を勘違いされてしまうことも。人間に性別がなかったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がすると考えることもしばしば。そんな夜々が、ゆくえ(多部)や椿(松下)、紅葉(神尾)と出会うことで、どのように変わっていくのか…。

 今田は『僕たちがやりました』(2017年7月期/カンテレ・フジテレビ系)でドラマ初出演。その後、『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』や、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』に出演し話題を呼んだ。

 その後、『SUITS/スーツ』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ、『半沢直樹』、映画『東京リベンジャーズ』シリーズと立て続けに話題作に起用。『おかえりモネ』で朝ドラデビューをしたほか、『悪女(わる) 〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?』で連続ドラマ初主演を果たした。

 今年は『ラストマン−全盲の捜査官−』『トリリオンゲーム』と2クール連続で活躍し、映画『わたしの幸せな結婚』でも好演するなど、さまざまな役柄を演じ分けてきた。

 今田は今回のオファーに対し「この作品は日常的で誰しもが考えたことのある永遠のテーマで、台本を読ませていただいた時、ぜひやってみたいと思いました。私が演じる夜々というキャラクターをこのチームのみなさんの中で演じられることに今からワクワクしています」と語る。本音を話せる友達が欲しいという思いを心に秘めた夜々という現代を生きる女性の姿をどう演じるのかにも注目が集まる。

■今田美桜 コメント

――今作の主演のオファーを受けての印象を教えてください。
「この作品は日常的で誰しもが考えたことのある永遠のテーマで、台本を読ませていただいた時、ぜひやってみたいと思いました。私が演じる夜々というキャラクターをこのチームのみなさんの中で演じられることに今からワクワクしています」

――台本を読んでの感想をお聞かせください。
「“あーあるよね、確かに、あるある”と思いながら、クスッと笑ってしまったり、じわんとくるものがあったり、不思議な出会いの4人をずっと見てたいという気持ちになりました。登場するキャラクター、掛け合い、台詞(せりふ)もすごく魅力的で4人が今後どう交わっていくのか先の展開が私も楽しみです」

――深雪夜々役の印象と、演じる上での意気込みを教えて下さい。
「夜々のお話をもらった時、プロデューサーの村瀬さんに“今田さんをイメージしてます”と言っていただきました。夜々は、勘違いされたりすることに慣れ、諦め、人の顔色を伺い、優しさにあふれた子です。そして人間関係が進むにつれ孤独を感じ、カタツムリになりたいと思う瞬間が多くある子です。26歳で同い年の役だからこそ今感じる、感じた経験と照らし合わせながら日々夜々と向き合っていきたいです。ゆくえさん、椿さん、紅葉さんと一緒に楽しく演じられたらなと思っています」

――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「10月期新ドラマ『いちばんすきな花』の主人公4人の内の1人、深雪夜々を演じます。この作品を通じて、見てくださる皆さんとさまざまな瞬間に共感したり、安心したりできたらと思います。皆さんの反応が楽しみです。いろいろな愛があふれ、穏やかな気持ちになるようなこのドラマをチームの皆さんと一緒にお届けしたいです」

■プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
「今田美桜さんは、いま最も輝いている女優さんの一人だと思います。そんな今田さんに夜々(よよ)を演じてもらえることになり本当にうれしいです。もともと、いろいろな作品で見てその突き抜けた“華”に魅力を感じていたのですが、目黒蓮さんと共演した映画『わたしの幸せな結婚』を見て、改めて女優さんとしてのすごさを感じました。けなげさ、はかなさ、弱さ、悲しさ、そしてその奥にある圧倒的な強さ、そういったものの全てを見事に表現しており、彼女の演じる美世という役にひたすら引き込まれ、心をわしづかみにされました。ドラマでも映画でも、ときに目が離せない、ずっと見ていたいと感じる魅力にあふれた役に出会うことがあります。この映画の今田さんが完全にそれでした。“ぜひご一緒したい”と思い、映画館を出てすぐ、ロビーで事務所さんにオファーの連絡を入れたくらいです。今回、今田さんに演じていただく夜々は、自分は友達だと思っていても男子からはすぐに恋愛対象と捉えられてしまい、そのせいで女子からは疎ましがられている女の子です。可愛く生まれたことで苦しい思いをしている…そういう女の子の気持ちを描いたドラマはあまりないのではないでしょうか。そういうキャラクターである夜々を演じられるのは今田さんしかいないと思いましたし、むしろ、今田さんがこの時代にいてくれたからこそ、夜々という役を作ったと言っても過言ではないです。複雑で微妙な感情を持ちながらも、ただただ優しくて、ひたすらチャーミングな夜々を、いまキラッキラに輝いている今田さんがどう演じてくださるか、楽しみで仕方ありません。間違いなく、2023年秋という今このタイミングの今田美桜にしか演じられない愛すべき魅力的なキャラクターが誕生するはずです。ぜひご期待ください。これで、多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんという最高にすてきな4人が出そろいました。これ以上ない座組みでお届けする木曜劇場『いちばんすきな花』、最高にすてきなドラマをお届けできると思います」

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