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『どうする家康』大森南朋、酒井家ゆかりの地でトークショー「子孫の方々に失礼のないよう…」

 俳優の大森南朋(51)が9日、山形・鶴岡市の鶴岡市文化会館(荘銀タクト鶴岡)で、大河ドラマ『どうする家康』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)出演を記念した「スペシャルトークショーin鶴岡」を行った。

大森南朋(C)NHK

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 同イベントは、大森演じる徳川家臣団の筆頭・酒井忠次の孫が、およそ400年前に庄内藩の初代藩主となったことから企画された。鶴岡市は庄内藩の城下町だった場所。地元は「我が殿、ついに鶴岡へ!」と大きな盛り上がりを見せた。

 大森は開演前、現在も鶴岡市に居住する酒井家当主らとゆかりの地を訪れ、忠次所有と伝わる刀や、徳川十六将図などを見学、また忠次も眠る酒井家墓所(現在は非公開)を訪れた。トークイベントでは家康役の松本潤をはじめとする共演者とのエピソードや、今後の見どころなどを、850人の観客に向けて語った。今作のトークイベントに大森が単独で登場するのは、初めてのこととなる。

大森南朋(C)NHK

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 紺のカジュアルなスーツに白のTシャツ姿で登場すると会場いっぱいの観客からは一斉に拍手が。 「今回、酒井忠次公を演じるにあたり、失礼のないように努めてきたつもり。きょうはみなさん、温かい目で見守ってください」と茶目っ気たっぷりに答えて、会場の笑いと拍手を誘った。

<トークショー内のやりとり>
――数正出奔後の撮影

長い撮影の中で、家臣団の結束が強くなっていたなか、石川数正への思いなのか撮影が終わってしまう松重さんを思ってなのか、とにかく演じていて相当つらかったです。数正がいなくなりバランス的にさみしいと思っているのか、松重さんがいなくてさみしいのかさまざまなことを思うようになりました。

――会場では殿こと松本潤さんからのスペシャルビデオメッセージも公開。ふたりで行うというコッソリ練習こと「コソ練」について

VTRを照れながらときどきうなずきながらみていた。たてこんでくると、セリフを覚える時間がない。そんなとき 相手がいたほうが自分のなかに(セリフを)取り込みやすいんです。自分はそういうタイプだったので松本くんにも「たいへんだったらいっしょにやるよ」と声をかけました。歴史の解釈や感情のいれかたなどを細かく話し合いました。一回、秀吉が、ムロくんがきちゃったこともありました。(笑)

大森南朋(C)NHK

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――えびすくいに関して

初回のえびすくいが印象深いです。あれがあって家臣団の雰囲気が変わりました。忠次のその後をすこし感じさせることもできたと思います。そもそも自分には踊りの素養がまったくないんです。撮影前に練習していた映像を見て「ああ、あのころの自分、頑張ってたなぁ」と思いますが。殿(松本)がきれいに踊る回をみて「ああ えびすくいってこう踊るんだなって思いました。(笑)。このあとの放送でも?そう…踊る?みたいですよ。みなさん、えびすくいは、汗びっしょりになるんです。もう役では60代ですから、キレのないえびすくいになってきますよ。

――今後の忠次

底抜けに自分を明るく見せて家臣団を納得させていく、そんな忠次役をやっていきたい。子孫の方々に失礼のないように やさしく明るい忠次を演じていきたいです。

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