俳優で映画監督の斎藤工(42)が「齊藤工」名義で手がけた映画『スイート・マイホーム』の大ヒット御礼舞台あいさつが9日、都内で行われた。斎藤のほか、劇で“バチバチ”だった蓮佛美沙子(32)と里々佳(28)が登壇した。 原作は「第13回(2018年)小説現代新人賞」を受賞した神津凛子(かみづ・りんこ)氏のデビュー作。賢二(窪田正孝)がマイホームを建てたことをきっかけに、幸せな家族が「家」を取り巻く恐怖の連鎖にも囲まれていく物語となっている。 同イベントは、上演後だったためネタベレを含めながらのトークとなった。斎藤は、蓮佛と里々佳の2ショットを見て「作品の特性上、レアな並び」とニヤリ。蓮佛は「バチバチ」と言い、ファイティングポーズを取ってお笑いを誘った。 蓮佛は自身が演じた、清沢賢二(窪田正孝)の妻・ひとみについて「本人が生まれ持っている明るさや強さを特に序盤は意識してやろうと思っていて。賢二目線の『まぎれもなく幸せな幼少期を過ごしてきた後ろ姿』っていう原作の一文が心に引っかかったので大事にしながら」と説明した。 里々佳も「バチバチの役作りはしていない」としつつ、のですが、(原友)梨恵が思っていたのは、自分の欲望だけ」と分析して撮影に臨んだそう。「準備期間は、わがままに生活をしてみようとして、やりたいことを言う、妹の話を聞かない、LINEを返さないという欲望のまま準備したというのもありますよね」と申し訳なさそうな表情で明かした。 原作は「第13回(2018年)小説現代新人賞」を受賞した神津凛子(かみづ・りんこ)氏のデビュー作。賢二がマイホームを建てたことをきっかけに、幸せな家族が「家」を取り巻く恐怖の連鎖にも囲まれていく物語となっている。
2023/09/09
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