俳優の的場浩司、福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)、駒井蓮が8日、浜松町の自由劇場で行われた舞台『銀河鉄道の父』のゲネプロ前取材会に参加した。
2020年以来年ぶりの再演となる今回、宮沢賢治の父・政次郎役で主演の的場が続投。新キャストとして、宮沢賢治役の福田、宮沢トシ役の駒井が加わった。
的場は「今の時代では、たぶんそこまで珍しくない父親なのかな。明治、大正、昭和の初期のころでは珍しい子煩悩で子どものために自分の人生を懸けた父親。悠太と蓮がけいこ中から生意気で(笑)。自分の息子、娘を見ているような感じになっています」と振り返った。
再演のため、けいこ開始直後から通しけいこをやってきたが、的場は誰よりも早くけいこ場に入って1人で通しけいこをしていたことが明かされた。的場は「俺、ガラクタだから。君たちみたいな素晴らしい役者さんじゃないから」と謙そんすると、福田は「そういうのが1番カッコいい」と羨望の眼差しを送っていた。
1人で早めにけいこした理由を問われると「もともと映像の仕事が多くて、舞台の仕事を始めたのが遅い。本数も1年に1本ぐらいと決めている。舞台って楽しい半面、慣れてないから緊張するんです」と説明。役者、そして人生の師匠である杉良太郎から「歩くだけで10年かかる」と教えを受けた的場は「それがずっと耳に残っている。けいこを気持ちを入れてやればやるほど、その人物になりきれると思っている。自分はガラクタだというのも本当にありますけど、とにかくたくさんけいこを集中してやって、その人物を自分の体に入れたい。せりふを言うんじゃなくて、体の中から自然にせりふが出る状態を作り上げたくて。そんな感じです」と照れながら語っていた。
あす9日から16日まで自由劇場にて上演。第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の同名小説を舞台化。37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした家族愛を描く。
2020年以来年ぶりの再演となる今回、宮沢賢治の父・政次郎役で主演の的場が続投。新キャストとして、宮沢賢治役の福田、宮沢トシ役の駒井が加わった。
的場は「今の時代では、たぶんそこまで珍しくない父親なのかな。明治、大正、昭和の初期のころでは珍しい子煩悩で子どものために自分の人生を懸けた父親。悠太と蓮がけいこ中から生意気で(笑)。自分の息子、娘を見ているような感じになっています」と振り返った。
再演のため、けいこ開始直後から通しけいこをやってきたが、的場は誰よりも早くけいこ場に入って1人で通しけいこをしていたことが明かされた。的場は「俺、ガラクタだから。君たちみたいな素晴らしい役者さんじゃないから」と謙そんすると、福田は「そういうのが1番カッコいい」と羨望の眼差しを送っていた。
1人で早めにけいこした理由を問われると「もともと映像の仕事が多くて、舞台の仕事を始めたのが遅い。本数も1年に1本ぐらいと決めている。舞台って楽しい半面、慣れてないから緊張するんです」と説明。役者、そして人生の師匠である杉良太郎から「歩くだけで10年かかる」と教えを受けた的場は「それがずっと耳に残っている。けいこを気持ちを入れてやればやるほど、その人物になりきれると思っている。自分はガラクタだというのも本当にありますけど、とにかくたくさんけいこを集中してやって、その人物を自分の体に入れたい。せりふを言うんじゃなくて、体の中から自然にせりふが出る状態を作り上げたくて。そんな感じです」と照れながら語っていた。
あす9日から16日まで自由劇場にて上演。第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の同名小説を舞台化。37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした家族愛を描く。
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2023/09/09