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イ・ジョンジェ、初監督映画『ハント』の宣伝と「スター・ウォーズ」作品の準備「同時進行だった」

 『イカゲーム』で世界的スターとなった韓国俳優イ・ジョンジェが3年半ぶりに来日。8月31日に都内で映画『ハント』の記者会見に臨み、目まぐるしく状況が変わっていった日々を振り返った。

映画『ハント』の記者会見に登壇したイ・ジョンジェ (C)ORICON NewS inc.

映画『ハント』の記者会見に登壇したイ・ジョンジェ (C)ORICON NewS inc.

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 2021年9月より動画配信サービス「Netflix」で配信された『イカゲーム』が、コロナ禍の世界中で大ヒット。「これまでもたえず作品に対しては一生懸命ベストを尽くしてきましたが、その点については今も変わったことがないと言えます。そんなふうに一生懸命作品を撮り続けてきたところ、『イカゲーム』という作品で多くの国の方から人気を博すことになるという大事件が起きました」と回想した。

 さらに、『イカゲーム』の演技によって米エミー賞などを受賞。「こんなにも大きな幸福がもたらされるなんて信じられない気持ちでした。どう受け止めていいのかわからないくらい、現実味のない状況でした」と、華やかなスポットライトを浴びる裏で戸惑いがあったことを打ち明けた。

 その一方で、進行していたのが映画『ハント』だった。自ら脚本を手がけ、初めて監督も務め、チョン・ウソンとダブル主演で作り上げた自信作だ。

 「実は『ハント』の公開に向けて準備していた時期に『スター・ウォーズ』のオファーがあったんです。そのことは誰にも言ってはならない、秘密を抱えながら『ハント』の公開を迎えました。そして、『ハント』を携えてさまざまな映画祭に参加しながら、『スター・ウォーズ』のクランクインも近づき、準備にとりかからなければなりませんでした、せりふを覚え、体も鍛え、役づくりもいろいろ考えなければいけなかった。同時進行で起きていて、本当に目まぐるしかったんです。時間がどう過ぎていったのかわからないくらいでした」と激動の2022年を振り返った。

 現在は『スター・ウォーズ』作品の撮影を終え、『イカゲーム2』を制作中とのこと。「忙しさが延々と続いている状況ですが、個人的にはうれしいこと。こんな時こそ体調管理をしっかりしなければいけない、と思っています」と気を引き締めていた。

 同映画は、1980年代が舞台。安全企画部(旧KCIA)の海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)が組織内に入り込んだ“北”のスパイを探し出す任務を任され、それぞれが捜査をはじめる。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるかもしれない緊迫した状況で、大統領暗殺計画を知ることになり、巨大な陰謀に巻き込まれていくスパイ・アクション。2022年に韓国で公開され、大ヒットした。日本では9月29日より新宿バルト9ほか全国で公開される。

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