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『フェルマーの料理』追加キャスト発表 “伝説のシュフ”に仲村トオル&“岳(高橋文哉)のライバルシェフ”に板垣李光人

 俳優の高橋文哉志尊淳がW主演を務める、TBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』(10月スタート 毎週金曜 後10:00)の共演キャストが30日に発表され、仲村トオル板垣李光人白石聖宮澤エマが出演することが決定した。

TBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』に出演する(上段)仲村トオル、(下段左から)板垣李光人、白石聖、宮澤エマ

TBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』に出演する(上段)仲村トオル、(下段左から)板垣李光人、白石聖、宮澤エマ

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 本作は、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(きただ・がく)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(あさくら・かい)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営する新進気鋭の超一流レストラン「K」で、唯一の女性シェフ・赤松蘭菜(小芝風花)や世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく“料理×数学”で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。

 同局ドラマへの出演は『日本沈没―希望のひとー』(2021年)以来2年ぶりとなる仲村は、料理界の伝説のシェフで、謎の男とともに海と3人で密会を重ねている渋谷克洋(しぶや・かつひろ)を演じる。「僕の役柄の担当は『甘くないデザート』または『アルコール度数の高い食後酒』といったところのような気がしています」と分析。「『シェフ=スタッフの方々や視聴者の皆さん』の期待に応えられる『素材』になれるように、逆算した下ごしらえをして臨みたいと思っています」と意気込んだ。

 板垣は、岳の良きライバルで「K」のシェフ・乾孫六(いぬい・まごろく)を演じる。京都の有名料亭の息子で、東京で「K」の味に感動し、日本料理の世界を離れ、海のもとで修業することを決意する。日本料理界の御曹司として育ち、上京する前は「神の子」や「神童」と呼ばれていた。歳の近い岳の活躍に対し、複雑な感情もある。

 白石は、岳と同じヴェルス学園に通う女子高生・魚見亜由(うおみ・あゆ)を演じる。水泳部に所属し、東京のスポーツ強豪大学に進学予定。岳とは学園内にある食堂でアルバイトをしているときに知り合った。口調は乱暴ながら面倒見がよく、優しい性格。逆境に立ち向かう岳のことをヒーローのように思っている。岳に負けないように自分を鼓舞しつつ、岳に勇気を与える存在。白石は、水泳の練習を行い、撮影に臨む。

 宮澤は、「K」の給仕長を務め、接客以外にも顧客データの収集・管理など料理以外の仕事を完璧にこなす福田寧々(ふくだ・ねね)を演じる。海の自宅の家事代行も別料金で請け負い、ひそかにしっかり稼いでいる。店に来た客の顔は絶対に忘れないが、それ以外の人の顔はまったく覚えられない。「K」を開く前の海のことを知る。

【コメント】
■仲村トオル(渋谷克洋役)
公務員はこれまでかなりやってきましたが、料理の世界を描いた物語への出演経験はすごく少ないです。以前、「料理は最短最速で感動させるエンターテインメント。音楽より速く、映画やドラマよりはるかに速く、舌に乗せた瞬間に」という誰かの言葉を聞いて、少し悔しく、かなり納得したことを思い出しました。

38年前に『マガジン』漫画原作の実写版で役者を始めた自分との縁も感じる原作、そして脚本には最短最速の感動の理由やプロセスが強い説得力で理論的に描かれていて、とても良いと思いました。

僕の役柄の担当は「甘くないデザート」または「アルコール度数の高い食後酒」といったところのような気がしています。いずれにしても「シェフ=スタッフの方々や視聴者の皆さん」の期待に応えられる「素材」になれるように、逆算した下ごしらえをして臨みたいと思っています。

■板垣李光人(乾孫六役)
今回こうしてすてきなキャスト・スタッフ、魅力的な原作の作品に関われることを心からうれしく思います。僕が演じる乾孫六は志尊淳さん演じる朝倉海の背中を追い、高橋文哉くん演じる北田岳をライバル視しながらも切磋琢磨していきます。そんなふうに劇中と同じく、僕自身もこの作品の中で必死に食らいついていきたいと思っています。

原作を読んで、まず料理と数学という、一見すると関わりのないような2つがこんなにも面白く溶け合うことに驚きました。今回お話をいただいてから原作を拝読したのですが、あっという間に読み終えてしまい、今は続きが気になって仕方ありません。また、ドラマではこの物語がどういうふうに描かれてゆくのだろうというところも、キャストながらとても楽しみにしています。

さまざまな色を持ったキャラクターたちが、それぞれの想いを抱いて1つのレストランの中で切磋琢磨する、そんな熱い姿を皆さんにお届けできるのではと思っています。彼らの青春と美しい料理、ぜひとも併せてご賞味ください。

■白石聖(魚見亜由役)
私がこのお仕事を始めて間もないころ以来の久々のTBS作品だったので、うれしさと同時に初心に立ち返るような気持ちになりました。私自身水泳経験があまりなく、オリンピック選手を目指す魚見とはかなりギャップがある状態なので、水泳練習を重ねるところからスタートしています。

原作を読んで、まさか数学と料理という、全く想像もしていなかった取り合わせに驚きました。また、大きな挫折を経験した上で新たな道を切りひらく岳の姿には、失敗したり悩んだ時間も決して無駄じゃないんだと肯定してもらえたような気持ちになりました。原作を読んだとき、ピンチや挫折を乗り越えて、新たな世界に挑む岳の姿には感銘を受けました。魚見もきっと同じように岳に勇気づけられていると思います。その等身大の気持ちを皆さんとも共有できるように、大切に演じたいと思います。お楽しみに!

■宮澤エマ(福田寧々役)
漫画原作の実写化に参加するのは初めてで、どうやってアプローチしようかと、今はいろいろと妄想をしている段階です。原作から学びつつ、ドラマのオリジナルな世界観の中でキャスト、スタッフの皆さんと謎多き福田寧々というキャラクターを創り上げていくのが楽しみです。

原作を読んで、レシピ開発におけるクリエイティビティとうまみへの追求に、いかに数学が関わってくるのか、想像したこともなかった世界がとても興味深いなと感じました。その上で論理だけではたどりつけない味、レシピが、ドラマを通して創り出されていく快感があってページを捲る手を止められませんでした。2Dの世界で想像した味とドラマの映像を通して刺激される五感もきっとまた違うと思うのでそこも楽しみです。

人と「おいしい時間」を共有するのが個人的に大好きな私は、このドラマを通してその空間を提供するプロフェッショナルたちの裏側を垣間見ることにワクワクしています。ドラマならではのストーリー展開もあると聞いているので、ぜひそこも楽しんでいただけるよう、頑張りたいと思います。

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