俳優の杉咲花を主演に迎え、「2021年本屋大賞」受賞作、町田そのこの小説『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)の映画化が発表された。監督は、『八日目の蝉』(※蝉=旧字)『銀河鉄道の父』などの成島出が務める。現在、撮影中で、公開は2024年3月予定。
原作小説のタイトル「52ヘルツのクジラ」とは、ほかのクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。
杉咲が演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(みしま・きこ)。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語。
朝ドラのヒロインを務めた経験もあり、国民的俳優としての地位を確固たるものにしている杉咲は、映画界にとっても欠かせない存在。発表されているものだけでも今後、『法廷遊戯』(23年11月)、『市子』(23年12月)、『片思い世界』(24年)と言った出演作が公開を控えている。
新たに『52ヘルツのクジラたち』の撮影に臨むにあたり、「この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました」とコメント。初の成島監督作への参加に「信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです」と意気込んでいる。
原作者の町田は、映画化自体を未知の世界としながらも、脚本を読み「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメント。さらに「これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません」と、この布陣での映画化への期待と喜びの声を寄せている。
成島監督も、「『誰にも届かない声などない』町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と映画化への想いを語り、「この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います」と杉咲との初タッグに期待を寄せている。
■主演:杉咲花のコメント
この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました。信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです。
■監督:成島出のコメント
「誰にも届かない声などない」町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます。この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います。52ヘルツで声なき声を上げる「だれか」に、この作品が届くことを信じて。熱い夏を乗り切りたいと思います。
■原作:町田そのこのコメント
『52ヘルツのクジラたち』は、広大な世界に小さな魚を放流するような気持ちで送り出した作品でした。その魚がたくさんの方の手によって、まさに大きなクジラのような存在になり、大海を泳いでいる。それだけでも夢を見ている心地だったのに、まさか映画という未知の世界にまで泳いでいくなんて。
脚本をいただきましたが、自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました。これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません。
そして、貴瑚や愛、安吾たちの声なき声がたくさんのスクリーンに響く日が来る。誰にも届かない声などない、そう信じて書いた作品がたくさんのひとの心に届く日が訪れる。そのことがうれしくてなりません。
2024年、みなさまと一緒に彼らの声に耳を傾ける日を過ごせますように! と書きながら、いまだに「ほんとうに映画化なの? 騙(だま)されてない?」と疑っていたりもするわたしです。
原作小説のタイトル「52ヘルツのクジラ」とは、ほかのクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。
杉咲が演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(みしま・きこ)。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語。
朝ドラのヒロインを務めた経験もあり、国民的俳優としての地位を確固たるものにしている杉咲は、映画界にとっても欠かせない存在。発表されているものだけでも今後、『法廷遊戯』(23年11月)、『市子』(23年12月)、『片思い世界』(24年)と言った出演作が公開を控えている。
新たに『52ヘルツのクジラたち』の撮影に臨むにあたり、「この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました」とコメント。初の成島監督作への参加に「信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです」と意気込んでいる。
原作者の町田は、映画化自体を未知の世界としながらも、脚本を読み「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメント。さらに「これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません」と、この布陣での映画化への期待と喜びの声を寄せている。
成島監督も、「『誰にも届かない声などない』町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と映画化への想いを語り、「この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います」と杉咲との初タッグに期待を寄せている。
■主演:杉咲花のコメント
この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました。信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです。
■監督:成島出のコメント
■原作:町田そのこのコメント
『52ヘルツのクジラたち』は、広大な世界に小さな魚を放流するような気持ちで送り出した作品でした。その魚がたくさんの方の手によって、まさに大きなクジラのような存在になり、大海を泳いでいる。それだけでも夢を見ている心地だったのに、まさか映画という未知の世界にまで泳いでいくなんて。
脚本をいただきましたが、自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました。これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません。
そして、貴瑚や愛、安吾たちの声なき声がたくさんのスクリーンに響く日が来る。誰にも届かない声などない、そう信じて書いた作品がたくさんのひとの心に届く日が訪れる。そのことがうれしくてなりません。
2024年、みなさまと一緒に彼らの声に耳を傾ける日を過ごせますように! と書きながら、いまだに「ほんとうに映画化なの? 騙(だま)されてない?」と疑っていたりもするわたしです。
このニュースの流れをチェック
- 1. 杉咲花主演、本屋大賞受賞作『52ヘルツのクジラたち』映画化 監督は『八日目の蝉』の成島出【コメントあり】
- 2. 杉咲花、映画『52ヘルツのクジラたち』撮了時の思い「暗闇を走り続け、最後に美しい夕陽に遭遇した」
- 3. 映画『52ヘルツのクジラたち』息子を「ムシ」と呼ぶ母親役で西野七瀬が出演 主題歌はSaucy Dog
- 4. 杉咲花主演、映画『52ヘルツのクジラたち』志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨ら共演【場面写真】
- 5. 杉咲花×志尊淳「互いに手を取り合って臨んだ」 映画『52ヘルツのクジラたち』本編&インタビュー映像
- 6. 西野七瀬、我が子を「ムシ」と呼ぶ母親役で新境地 杉咲花と対峙する本編映像解禁
2023/08/11