帝国データバンクは7日、クリーニング店の倒産が過去最多ペースとなったことを発表した。在宅勤務に物価高、節約志向の三重苦が影響しているという。2023年7月31日までを集計期間とし、負債1000万円以上の法的整理による倒産を対象とした。 同調査機関によると、今年の「クリーニング店」の倒産は、7月までに21件発生した。22年通年(15件)を上回ったほか、7月までに20件を超えたのは過去20年で初めてとなる。このペースで推移すれば、過去20年で最も多かった19年通年の28件を上回り、過去最多を更新する可能性が高いという。
2023/08/07