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岸井ゆきの、ボクシングに本気 主演女優賞受賞作の役作りからハマり「プロ挑戦」にも興味

 俳優の岸井ゆきの(31)が、日本映画専門チャンネルにて9月3日午後9時から放送される日曜邦画劇場にゲスト出演する。「第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞」をはじめ、数多くの賞を受賞した映画『ケイコ 目を澄ませて』がテレビ初放送されることを記念して、このほど取材会に出席した岸井が、同作で目覚めたボクシングへの思いについて語った。

岸井ゆきの (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、聴覚障がいと向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子氏をモデルに、彼女の生き方に着想を得て、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が新たに生み出した物語。岸井は、ボクシングの動きと手話を身につけ、声を発することなく、感情表現が不器用なキャラクターに挑んだ。

 岸井は、同作でケイコを演じるにあたり、本格的にボクシングの練習に打ち込んだ。その影響で、今でもボクシングを習い続けているそうだが、「役からどんどん遠ざかっている」と明かし、「当時の練習動画を見たんですけど、キレキレでうらやましいなと思いました。今のパンチと全然違う。面構えとかも違って、少し寂しくなった」と話す。

映画『ケイコ 目を澄ませて』より

映画『ケイコ 目を澄ませて』より

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 そんな中、現在ボクシングを続ける理由を聞くと「撮影は“殺陣”なので(実際には当てていないから)、本物のパンチを打っていなかった。体重を乗せるパンチは確かにやっていませんってトレーナーに言われて、いや、私は体重を乗せたパンチが打ちたいんだと。今は、全力で拳に体重を乗せて本当に殴る練習をしています」と明かしてくれた。

 対人戦の練習も取り入れているそうで、相手がプロのことも。「もちろん顔に当たらないようにするんですけど、『あれ、ちょっと当たりましたよね』みたいな時は若干ある。もちろんヘッドギアをつけているから大丈夫なんですけど」と苦笑い。一時は2週間に1、2回ほど練習に通っていたそうで、大会出場やプロデビューにも「ちょっと興味はあります…。でも怒られそう(笑)」と意欲を見せていた。

映画『ケイコ 目を澄ませて』より

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 ボクシングにとりつかれた理由について「元々強くなりたいっていうのはあったんですけど、“心の強さ”は測れないじゃないですか。それが嫌だなと思っていて。ボクシングは、やればやるほどちゃんと筋肉がついてくる。ちゃんと強くなることに、『これだったら強さが測れるな』と思った」と内に秘めた思いを明かした。

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  • 映画『ケイコ 目を澄ませて』より
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