俳優の高畑充希が、世界で最も有名なファッションドール実写化した映画『バービー』(8月11日公開)の日本語吹替版で、マーゴット・ロビーが演じる主人公・バービー役を務めることが発表された。高畑が洋画作品で吹替を担当するのは『シンデレラ』(2015年)以来、2作目になる。「子どもの頃、夢中で遊んでいたバービーを演じることができて、不思議な感覚。映画がとても面白かったし、私もバービーランドに行ってみたいです!」などと、コメントしている。
高畑が演じるのは、いつもハッピーでおしゃれでが大好きな”バービーランド”の人気者のバービー(マーゴット・ロビー)。すべてが完璧なバービーランドから、完璧とは程遠い”人間世界”へと旅立ち、さまざまな困難に直面しながら自分らしく生きようとする主人公を演じる。
舞台やミュージカル、映画、ドラマで見せる確かな演技力に加えて、かねてより本作の監督であるグレタ・ガーウィグが手がけた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19年)を「フェイバリット(お気に入り)」と公言してきたこともあり、バービー役に推薦。本国によるオーディションを経て正式にキャスティングが実現した。
ワーナー・ブラザースの米国本社の担当者も「(ボイステストでの)充希の声は素晴らしく、バービーの雰囲気にぴったりだった。完成した作品を見るのが今から楽しみだ」と大きな期待を寄せている。
本作の日本語吹替演出を担当した鍛治谷功氏は、『シンデレラ』でも高畑を演出しており、「8年前と変わらず、静かに役と向き合いつつも一瞬にして役をものにする鋭い感性をお持ちの方だと改めて思いました。不幸なシンデレラからスーパーハッピーなバービーへ思えば真逆の役柄ですが、今回も素晴らしい仕上がりになっていると思います。ちなみに私もグレタ・ガーウィグ監督のファンですが、そこに高畑さんが出演するのは一映画ファンとしてワクワクしますね!」と、高畑の演技に確かな手応えを感じていることを明かした。
憧れのグレタ監督作品に吹替キャストとして参加が叶った高畑は「子どもの頃、夢中で遊んでいたバービーを演じることができてすごく心躍りました」と感激の様子。マーゴット・ロビーについては、「マーゴットがバービーにしか見えない瞬間がたくさんあって、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました」と絶賛した上で、「本作のバービーは、みなさんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れます。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです」と話す。また、この映画を見ると「すてきなファッションがたくさん登場するので、オシャレをして出かけたくなると思います。心躍り、最後にはなんだか今日生きる力をもらえるような、そんなパワフルな作品です」とアピールした。
■高畑充希のコメント(一問一答)
――オファーを聞いた時の感想はいかがでしたか? グレタ監督作品の魅力もあわせて教えてください。
【高畑】グレタ・ガーウィグ監督の作品が大好きで、手がけた作品を拝見していたので、今回吹き替えキャストのオファーをいただいた時はすごく心躍りました。グレタ監督の映画は、どんなテイストの作品でも登場人物がすごくチャーミングで、女性らしいドライさやユーモアの加減もすごくすてきだし、映像もとても綺麗です。そんな彼女が”バービー”の映画を撮ることにまずびっくりして、映画館で観たい!と思っていた映画だったので、テンションが上がりました。一足先に映画も観させていただいたのですが、バービーという題材ですがキラキラした要素だけでなく『男女とは?』『生きるとは?』というところまで描かれていて、さすがだなと思いました。
――アフレコを振り返っていかがですか? バービー役を演じる上で意識した点なども教えて下さい。
【高畑】かつて子どもの頃、夢中で遊んでいたバービーを、大人になって自分が声で演じるとは考えてもみなかったので、すごく不思議な感覚です。アフレコをするのは数年ぶりだったのでめちゃくちゃ緊張しましたが、『バービー』は映画自体がすごく面白かったので、声を吹き込みつつ笑いながら観てしまいました。本作でのバービーは、皆さんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れるキャラクターです。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです。
――マーゴット・ロビーのバービー役について
【高畑】バービーを演じたマーゴット・ロビーは、いろんな作品で拝見していたのですが、本作もチャーミングで素晴らしかったです! 劇中でバービーが箱に入るシーンがあるんですが、マーゴットがバービーにしか見えなくて、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました。バービーがどんどん変化していく様も素晴らしかったです。
――本作を観るとどんな気持ちになると思いますか?
【高畑】バービーたちが住むバービーランドはとにかくかわいくて、キャラクターたちが次から次へとすてきなファッションに着替えていくところを見ると思わずショッピングに行きたくなるし、圧倒的にオシャレしたくなると思います。そうしてポップな気持ちになったかと思えば、一転して切ない気持ちにもなるし、ラストにはなんだか観ている側も強くなれたような気がしました。昔、自分で持っていたり、お子さんが小さい頃遊んでいたりしたバービーを、もう一度箱から出したくなるようなすてきな作品だなと思いました。
高畑が演じるのは、いつもハッピーでおしゃれでが大好きな”バービーランド”の人気者のバービー(マーゴット・ロビー)。すべてが完璧なバービーランドから、完璧とは程遠い”人間世界”へと旅立ち、さまざまな困難に直面しながら自分らしく生きようとする主人公を演じる。
舞台やミュージカル、映画、ドラマで見せる確かな演技力に加えて、かねてより本作の監督であるグレタ・ガーウィグが手がけた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19年)を「フェイバリット(お気に入り)」と公言してきたこともあり、バービー役に推薦。本国によるオーディションを経て正式にキャスティングが実現した。
ワーナー・ブラザースの米国本社の担当者も「(ボイステストでの)充希の声は素晴らしく、バービーの雰囲気にぴったりだった。完成した作品を見るのが今から楽しみだ」と大きな期待を寄せている。
本作の日本語吹替演出を担当した鍛治谷功氏は、『シンデレラ』でも高畑を演出しており、「8年前と変わらず、静かに役と向き合いつつも一瞬にして役をものにする鋭い感性をお持ちの方だと改めて思いました。不幸なシンデレラからスーパーハッピーなバービーへ思えば真逆の役柄ですが、今回も素晴らしい仕上がりになっていると思います。ちなみに私もグレタ・ガーウィグ監督のファンですが、そこに高畑さんが出演するのは一映画ファンとしてワクワクしますね!」と、高畑の演技に確かな手応えを感じていることを明かした。
憧れのグレタ監督作品に吹替キャストとして参加が叶った高畑は「子どもの頃、夢中で遊んでいたバービーを演じることができてすごく心躍りました」と感激の様子。マーゴット・ロビーについては、「マーゴットがバービーにしか見えない瞬間がたくさんあって、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました」と絶賛した上で、「本作のバービーは、みなさんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れます。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです」と話す。また、この映画を見ると「すてきなファッションがたくさん登場するので、オシャレをして出かけたくなると思います。心躍り、最後にはなんだか今日生きる力をもらえるような、そんなパワフルな作品です」とアピールした。
■高畑充希のコメント(一問一答)
――オファーを聞いた時の感想はいかがでしたか? グレタ監督作品の魅力もあわせて教えてください。
【高畑】グレタ・ガーウィグ監督の作品が大好きで、手がけた作品を拝見していたので、今回吹き替えキャストのオファーをいただいた時はすごく心躍りました。グレタ監督の映画は、どんなテイストの作品でも登場人物がすごくチャーミングで、女性らしいドライさやユーモアの加減もすごくすてきだし、映像もとても綺麗です。そんな彼女が”バービー”の映画を撮ることにまずびっくりして、映画館で観たい!と思っていた映画だったので、テンションが上がりました。一足先に映画も観させていただいたのですが、バービーという題材ですがキラキラした要素だけでなく『男女とは?』『生きるとは?』というところまで描かれていて、さすがだなと思いました。
――アフレコを振り返っていかがですか? バービー役を演じる上で意識した点なども教えて下さい。
【高畑】かつて子どもの頃、夢中で遊んでいたバービーを、大人になって自分が声で演じるとは考えてもみなかったので、すごく不思議な感覚です。アフレコをするのは数年ぶりだったのでめちゃくちゃ緊張しましたが、『バービー』は映画自体がすごく面白かったので、声を吹き込みつつ笑いながら観てしまいました。本作でのバービーは、皆さんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れるキャラクターです。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです。
――マーゴット・ロビーのバービー役について
【高畑】バービーを演じたマーゴット・ロビーは、いろんな作品で拝見していたのですが、本作もチャーミングで素晴らしかったです! 劇中でバービーが箱に入るシーンがあるんですが、マーゴットがバービーにしか見えなくて、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました。バービーがどんどん変化していく様も素晴らしかったです。
――本作を観るとどんな気持ちになると思いますか?
【高畑】バービーたちが住むバービーランドはとにかくかわいくて、キャラクターたちが次から次へとすてきなファッションに着替えていくところを見ると思わずショッピングに行きたくなるし、圧倒的にオシャレしたくなると思います。そうしてポップな気持ちになったかと思えば、一転して切ない気持ちにもなるし、ラストにはなんだか観ている側も強くなれたような気がしました。昔、自分で持っていたり、お子さんが小さい頃遊んでいたりしたバービーを、もう一度箱から出したくなるようなすてきな作品だなと思いました。
このニュースの流れをチェック
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2023/07/06