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ラッセル・クロウ主演『ヴァチカンのエクソシスト』“スパイダーウォーク”シーンの本編映像


 『グラディエーター』(2000年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した俳優ラッセル・クロウが初めてホラー作品で主演を務めた映画『ヴァチカンのエクソシスト』(7月14日公開)より、“エクソシスト映画”の象徴ともいえるシーンが本作に含まれていることがわかる本編映像が解禁となった。

ラッセル・クロウ主演、映画『ヴァチカンのエクソシスト』7月14日公開

ラッセル・クロウ主演、映画『ヴァチカンのエクソシスト』7月14日公開

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 少女に取りついた悪魔と闘う神父の姿を描いた、1973年の映画『エクソシスト』。観る者全てにとてつもない恐怖と衝撃を与えた同作は、世界的大ヒットを遂げ、「エクソシスト(悪魔祓い)」という言葉を世に知らしめた。ホラー映画の新たなジャンルを打ち立てた金字塔ともいえる重要な一作だ。

 そんな初代『エクソシスト』誕生から50年。“エクソシスト映画”の歴史に新たな一ページを加える本作は、生涯で<数万回の悪魔祓い>を行った実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父(1925年誕−2016年没)の物語。カトリック教会の総本山ヴァチカンのローマ教皇に仕えるチーフ・エクソシストであり、エクソシスト界では知らぬ者のいないレジェンド的存在のアモルト神父。彼が記録した回顧録をもとに、“壮絶な悪魔祓いの一部始終”を映像化に挑んだ。

 ローマ教皇から直接依頼を受け、憑依された少年ヘンリーの悪魔祓い(エクソシズム)に向かったアモルト神父は、少年ヘンリーの変わり果てた姿、絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す姿を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出していく――。

 解禁された映像は、アモルト神父が目撃することとなる恐ろしい光景を収めたワンシーン。映像内では、史上最強の悪魔(サタン)がヘンリーを支配していく様子が捉えられている。痛々しくも、「GOD IS NOT HERE.(神はここにはいない。)」という文言が刻み込まれたヘンリーの身体。この後、悪魔はヘンリーのみならず、姉エイミーのことももてあそぶ。

映画『ヴァチカンのエクソシスト』7月14日公開

映画『ヴァチカンのエクソシスト』7月14日公開

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 ここで登場するのが、普通の人間なら決してすることがないであろう“スパイダーウォーク”だ。初代『エクソシスト』を一度でも観たことがある人なら記憶に残っているであろうこの動きは、エクソシスト映画では欠かすことのできない要素であり、悪魔の支配がさらに深刻化していく不吉すぎる予兆でもある。

 果たして奇妙な“スパイダーウォーク”をしたエイミーが、この後どうなってしまうのか、劇場で確かめてほしい。

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