俳優・天海祐希が主演を務め、松下洸平が共演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』（毎週月曜　後10：00）の最終話（26日放送）を前に、天海と松下のクランクアップコメントが届いた。

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　頭脳明晰で変装の達人の女探偵・上水流涼子（天海）が、IQ140の相棒・貴山伸彦（松下洸平）とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく。不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメント。

　松下の最後の撮影は、毎話おなじみの変装シーン。「貴山伸彦役、松下洸平さんクランクアップです！」という声がかかり、監督から大きな花束を受け取ると、おそろいの変装衣装に身を包んでいた天海と熱い抱擁を交わし、最後までバディの絆の強さを見せた。

　松下が「毎話毎話たくさんの着替えと、たくさんのアドリブを経験させていただき、やってみたいと思っていた役は一通りやったかもしれません」と話すと、スタッフから歓声があがった。天海との共演については「天海さんのバディということで緊張しすぎてしまって、最初の1、2週間くらい記憶ないですが、天海さんが引っ張ってくださったおかげで本当に楽しく過ごすことができました」と現場での様子をしみじみと振り返った。

　後日、最後にクランクアップを迎えた天海は、スタッフからの「オールアップです！」のかけ声に「終わっちゃった」とつぶやき、さびしそうな表情を見せた。サプライズで現場にかけつけた松下から大きな花束を受け取ると、「お休みなのにわざわざごめん！」と松下を気遣いつつ「本当にありがとう」とバディとして共に歩んできた松下へ感謝の思いを伝えた。

　また、天海は「すばらしい共演者の皆さま、ゲストの皆さま、スタッフの皆さまと、この日々を過ごせたことを幸せに思っています。たくさんの方にお力をお借りして、みんなですばらしい作品を作れたのではないかと思っています」「こんな現場あるんだっていうくらい充実していました！」と作品への熱い思いを語った。

【コメント全文】
■天海祐希（上水流涼子役）
着替えて着替えて着替えて。これだけ着替えたりメイク直ししたりっていう機会もなかなかないと思いますが、終わってみるとどれも楽しくて本当に幸せな日々だったなと思います。家の近くを歩いているとご近所の方に「とても面白い！ゲラゲラ笑いながら見てます！」と声をかけていただけることもあるのですが、それは本当にうれしいことだなと思っていますし、この作品を見ていただいた皆さんが、1週間元気に過ごせていたのならそれが1番うれしいことです。

すばらしい共演者の皆さんやゲストの皆さん、スタッフの皆さんの作品への思いには、たくさん支えていただいたので、その思いには、いいお芝居でお返しするしかないなといつも思っていました。本当に心から感謝しています。こんな現場あるんだっていうくらい充実していました！楽しかったです！そして、またご一緒できる日を楽しみに、精進していきたいと思います。

■松下洸平（貴山伸彦役）
もう本当に楽しくやらせていただきました。天海さんをはじめ共演者の皆さんと、スタッフの皆さんの団結力に本当に救われました。撮影がすごくスピーディーに進んだのも、やはりチームの連携があってこそだと思います。めちゃくちゃ楽しい現場でした。

今回は、とにかくたくさん変装させていただきました。ヘビメタやったし、サッカー選手もしたし、今後いただくかもしれない役は、ほとんどこのドラマでやった役になるのではと思っています。

最終回は、緊迫したシーンも多いと思いますが、ふざけるところはちゃんとふざけています。ふざけているところも、シリアスな部分にも注目していただきつつ、最終的にはくすっと笑える『合理的にあり得ない』らしい最終回になればいいなと思っています。ぜひ最後まで楽しんでください！