紀伊國屋書店、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、日本出版販売株式会社(日販)は、書店主導の出版流通改革及びその実現を支える合弁会社設立に向けた協議を開始する基本合意契約を締結した。 今回の背景について「時代の変化に伴う紙媒体市場規模の縮小や、従来の委託販売制度に付随した負の側面である高い返品率、さらには物流費の高騰などによって、出版流通モデルは様々な危機に瀕しています。日本全国における書店の数は過去10年間で約3割減少し、全国市区町村のうち4分の1を超える自治体が書店ゼロ市町村です。(2022年9月現在/出版文化産業振興財団調べ)」と指摘。
2023/06/23