26日、東京明治記念館で行われた『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA) 2023』アワードセレモニー内で「HOPPY HAPPY AWARD」授賞式が行われた。昨年、第2回HOPPY HAPPY AWARDを『じいのけ』で受賞した道上寿人監督が手掛けた『The Izakaya Dialogue』に出演した村雨辰剛、鳴海唯、神保悟志、ホッピービバレッジ代表取締役社長・石渡美奈氏が出席し、作品への熱い思いを語った。
「HOPPY HAPPY AWARD」は、日本人監督のノミネート作品のなかから「Be HAPPY with HOPPY」を掲げるホッピーの思いを体現するショートフィルムに贈られる賞。受賞作品は、SSFF & ASIAと同社が共同で手掛けたオンラインでショートフィルムを無料鑑賞できるWebサイト「HOPPY HAPPY THEATER」にて配信される予定。
『The Izakaya Dialogue』は、日本が世界に誇る居酒屋文化と、赤坂の街への思いを描いた物語。石渡氏は「パンデミックのとき、赤坂の居酒屋の大将たちは本当に大変な思いをしました。今回の作品にも出演しているのですが、皆で手を取り合って、頑張って歯を食いしばって生き残ってきた彼らの苦労、その頑張りを感謝しリスペクトしたい、そして居酒屋文化を世界に広く発信したいという思いで、素晴らしいチームを作っていただき、できた作品です」と熱い思いを述べる。
主人公である、留学中の男性を演じた村雨は、スウェーデン出身。2015年に日本に帰化しているが「僕にとって初めて主演を務めさせていただいたのですが、責任感と緊張感はいっぱいありました。自分と重ね合わせたとき、結構共通点があったので、それをベースに演じさせていただきました。僕も16歳ぐらいのときに日本に移住してきたのですが、そのときの記憶をたどりながら、自然と演じることができました」と撮影を振り返っていた。
またこの日は第3回「HOPPY HAPPY AWARD」が上條大輔監督の『私たちは他人です/Perfect Strangers』に決定したことも発表された。
受賞作『私たちは他人です/Perfect Strangers』は、ある日父親から「お前の母親は生きている」と告げられた詠が、母を求めて新宿へ向かったものの、強引に追い返され街をさまようなか、出会った一人の少女と共に、母親の秘密に迫ることによって起こる出来事を描く。
上條監督は「この作品は年々複雑化している家族の在り方みたいなものを、どうにかして表現できないか、再考できないかと思い企画させていただきました」と語ると「若干僕の実体験がベースになっているので、少し恥ずかしいのですが、スタッフ・キャスト一丸となって作った思い出深い作品なので、ぜひ皆さんに観ていただけたら幸いです」とコメント。
本作の受賞について石渡氏は「パンデミックが終了に向かっているなか、経営者として、企業として何が求められるかを考えたとき、地球環境問題に取り組もうと考えました」と話し出すと「この4月から大学に戻り、いま勉強中なのですが、そのなかで、人間らしい繋がりに幸せを感じることができたら、人は地球をもっと大切にできるんじゃないかと思いました。そういう考えのなか、上條監督の作品は、これからの時代の人と人との繋がり、家族の在り方が描かれていた」と受賞理由を明かしていた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
「HOPPY HAPPY AWARD」は、日本人監督のノミネート作品のなかから「Be HAPPY with HOPPY」を掲げるホッピーの思いを体現するショートフィルムに贈られる賞。受賞作品は、SSFF & ASIAと同社が共同で手掛けたオンラインでショートフィルムを無料鑑賞できるWebサイト「HOPPY HAPPY THEATER」にて配信される予定。
『The Izakaya Dialogue』は、日本が世界に誇る居酒屋文化と、赤坂の街への思いを描いた物語。石渡氏は「パンデミックのとき、赤坂の居酒屋の大将たちは本当に大変な思いをしました。今回の作品にも出演しているのですが、皆で手を取り合って、頑張って歯を食いしばって生き残ってきた彼らの苦労、その頑張りを感謝しリスペクトしたい、そして居酒屋文化を世界に広く発信したいという思いで、素晴らしいチームを作っていただき、できた作品です」と熱い思いを述べる。
主人公である、留学中の男性を演じた村雨は、スウェーデン出身。2015年に日本に帰化しているが「僕にとって初めて主演を務めさせていただいたのですが、責任感と緊張感はいっぱいありました。自分と重ね合わせたとき、結構共通点があったので、それをベースに演じさせていただきました。僕も16歳ぐらいのときに日本に移住してきたのですが、そのときの記憶をたどりながら、自然と演じることができました」と撮影を振り返っていた。
またこの日は第3回「HOPPY HAPPY AWARD」が上條大輔監督の『私たちは他人です/Perfect Strangers』に決定したことも発表された。
受賞作『私たちは他人です/Perfect Strangers』は、ある日父親から「お前の母親は生きている」と告げられた詠が、母を求めて新宿へ向かったものの、強引に追い返され街をさまようなか、出会った一人の少女と共に、母親の秘密に迫ることによって起こる出来事を描く。
上條監督は「この作品は年々複雑化している家族の在り方みたいなものを、どうにかして表現できないか、再考できないかと思い企画させていただきました」と語ると「若干僕の実体験がベースになっているので、少し恥ずかしいのですが、スタッフ・キャスト一丸となって作った思い出深い作品なので、ぜひ皆さんに観ていただけたら幸いです」とコメント。
本作の受賞について石渡氏は「パンデミックが終了に向かっているなか、経営者として、企業として何が求められるかを考えたとき、地球環境問題に取り組もうと考えました」と話し出すと「この4月から大学に戻り、いま勉強中なのですが、そのなかで、人間らしい繋がりに幸せを感じることができたら、人は地球をもっと大切にできるんじゃないかと思いました。そういう考えのなか、上條監督の作品は、これからの時代の人と人との繋がり、家族の在り方が描かれていた」と受賞理由を明かしていた。
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2023/06/26