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『あなたがしてくれなくても』特別編の放送決定 第10話と最終話の間“空白の数ヶ月”を新たに描く

 俳優の奈緒が主演を務める、フジテレビの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(後10:00〜後10:54)が22日、最終回を迎えた。物語が進んでいくと共に注目を集め、ツイッターではドラマタイトルやキャラクターの名前が毎話トレンド入りするなど、大きな話題を生んだ。SNS上では早くも“『あなして』ロス”の声が見られた本作だが、29日午後10時から特別編の放送が決定した。

フジテレビの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』特別編の放送が決定(C)フジテレビ

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 原作は、ハルノ晴氏による同名コミック(双葉社)。2017年から漫画雑誌『漫画アクション』にて連載を開始し、話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作として大きな話題を呼んだ。夫婦関係に悩む人たちの思いを代弁するかのようなヒリヒリとした会話劇、禁断の関係を予感させるハラハラしたストーリー展開が魅力だ。

フジテレビの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』特別編の放送が決定(C)フジテレビ

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 特別編で描くのは、吉野みち(奈緒)、陽一(永山瑛太)夫婦と新名誠(岩田剛典)、楓(田中みな実)夫婦が離婚を決意した第10話の終わりから、最終話が始まる直前までの“空白の数ヶ月”。最終回で陽一が目撃した“みちのデート”の詳細が明らかになるとともに、デート相手の瀬田慎之介(野間口徹)との会話を通して、実はみちが陽一との結婚生活を改めて振り返っていた、という内容になっている。

 第10話で「誰にも頼らず1人で生きていきたい」と決意したみちは、最終回で再び陽一と出会うまでの間に、何を思っていたのか。特別編を見れば、最終回でみちが下した決断の意味がさらに深く味わえるかもしれない。

フジテレビの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』特別編の放送が決定(C)フジテレビ

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 また特別編では、これまで放送された第1話から最終話までの名場面や、SNSに共感の渦を巻き起こし、時に賛否両論を呼んだ数々の名セリフも振り返る。新たに撮影されたみちの物語と共に、これまでの『あなたがしてくれなくても』をもう一度味わうことができる特別編となっている。

■特別編あらすじ
吉野陽一(永山瑛太)と離婚し、新名誠(岩田剛典)にも別れを告げた石上みち(奈緒)は、新居の荷ほどきを同僚の北原華(武田玲奈)としていた。「新名と一緒になると思っていたのに」と聞く華に、「自分の力で生きていくって決めたから」と返すみち。ある日、みちが華と待ち合わせしていると、そこに瀬田慎之介(野間口徹)がやってくる。マッチングアプリでダブルブッキングした華の代役として、みちは呼び出されたのだった。渋々、瀬田とデートすることになるみち。「自分もバツイチだ」と明かし、「無理して一緒にいても時間を無駄にするだけ」という瀬田の結婚観を聞きながら、みちは陽一と過ごした5年間を思い返し始める。

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