大人気テレビアニメ『鬼滅の刃』第3期・刀鍛冶の里編が、本日18日に最終回を迎える。これを記念して、日本時間の午前10時〜11時にニューヨーク・タイムズスクエアの大型ビジョン広告を『鬼滅の刃』がジャックした。現地時間夜のタイムズスクエアに次々と「刀鍛冶の里編」のキャラクターが登場し、現地はファンたちの熱狂の声に包まれた。

【写真】その他の写真を見る

　テレビアニメ最終話を盛り上げるために、海外で大型広告を展開するのは異例。ニューヨーク・タイムズスクエアでの大型ビジョン広告ジャックは、本編で活躍する炭治郎をはじめとしたキャラクターたちが巨大ビジョンに映し出された。

　現地のタイムズスクエアの前には、『鬼滅の刃』のTシャツを着る人や、お気に入りのキャラクターの柄があしらわれた羽織りものを身に纏う人、さらには「刀鍛冶の里編」のオリジナルケーキを作って会場に訪れるファンなど、ビジョン広告のスタートを待ちわびる熱狂的な観客に溢れ、広告公開前に早くも会場は大盛り上がり。

　そして『鬼滅の刃』のビジョン広告がはじまると歓声が沸き起こり、竈門炭治郎をはじめ、禰豆子や時透無一郎、甘露寺蜜璃、不死川玄弥、半天狗が夜のタイムズスクエアに次々と映し出され、会場のボルテージは最高潮となった。

　この様子はライブ配信されており、配信をみたファンから「行きたい！」という声が世界各地からあがり、最終話を目前に大きな盛り上がりをみせた。

　『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた同名漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために＜鬼殺隊＞へ入隊し、旅に出る物語。

　2019年4月から9月にかけてテレビアニメ第1期が放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開され国内の興行収入400億円を突破する大ヒットとなり、2021年12月から映画の続きを描くテレビアニメ第2期「遊郭編」が放送。そして、第2期の続き第3期「刀鍛冶の里編」が現在放送中で、18日の放送回で第3期の最終回を迎える。