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『ゆとりですがなにか』続編映画に安藤サクラ・仲野太賀・吉田鋼太郎らキャスト再集結

 俳優の岡田将生松坂桃李柳楽優弥出演による人気ドラマの続編映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(10月13日公開)。3人のほかにも、ドラマシリーズのキャストがカムバック。初となる本編映像を使用した特報も公開された。

岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥×脚本:宮藤官九郎×監督:水田伸生、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』10月13日公開決定 (C)2023「ゆとりですがなにか」製作委員会

岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥×脚本:宮藤官九郎×監督:水田伸生、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』10月13日公開決定 (C)2023「ゆとりですがなにか」製作委員会

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 岡田演じる坂間正の嫁で、結婚を機に退職し、現在は2児の母で坂間酒造の経理として家族を支える坂間茜役の安藤サクラ。正和が勤めていた食品会社の後輩で、現在は店長兼エリアマネージャーだが超マイペースなゆとりモンスター・山岸ひろむ役の仲野太賀。柳楽演じる道上まりぶの父親であり、フリーカウンセラーの傍ら、レンタルおじさんとして老若男女の相談に乗る麻生厳役の吉田鋼太郎

 そして、坂間一家も大集結。正和の妹・ゆとり役の島崎遥香、母・和代役の中田喜子、兄・宗貴役の高橋洋(※高=はしごだか)、宗貴の嫁・みどり役の青木さやか

 さらには、松坂演じる山路一豊のクラスで教育実習生だった元カノ(!?)佐倉悦子役の吉岡里帆も出演。ドラマで男性をかき回した“佐倉悦子の乱”がスクリーンでも再びぼっ発するのか?

 また、解禁となった30秒の特報映像は、ゆとり3人組が新しい時代の波に乗ろうと奮闘する姿を見ることができる。「野心がない」「競争心がない」「協調性がない」=「ゆとり世代」とかつて勝手にそう名付けられた彼らも30代半ばを迎え、それぞれの人生の岐路に立たされていた…。現代社会の新しい日常として取り入れられてきている「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」…それらは彼らの生活にも、影響していた。

 近年、度々ニュースにも取り上げられている「コンプライアンス問題」、子どもの将来なりたい職業としても上位にランクインする「Youtuber」、新しいビジネスツールとして定着しつつある「リモート会議」などで「働き方改革」に奮闘する正和、山路、まりぶたち。また、外国の人々と交流をしている場面も描かれ、まさにインターナショナルな部分も垣間見える。

 さらに血まみれ・包帯姿の正和。子どもたちの下敷きになる山路。仮面をつけて中国語を話すまりぶ。一体彼らに何が起こったのか!? 想像を超える新しい時代の波にもまれ、“ゆとりのない”生活を送りながらも懸命に立ち向かう彼らの姿が共感を誘う。

■『ゆとりですがなにか』とは?

 2016年4月期に日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマ『ゆとりですがなにか』は、岡田、松坂、柳楽が演じるアラサー男子3人が、《野心がない》《競争意識がない》《協調性がない》と揶揄(やゆ)される「ゆとり世代」と社会にくくられながらも、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かうストーリー。

 当時、若年層の男女から熱狂的な支持を集め、翌17年には、スペシャルドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』が2週連続放送、スピンオフドラマ『山岸ですがなにか』(主役:仲野太賀)が動画配信サービス「Hulu」で配信された。

 ドラマから引き続き、令和の時代になっても個性豊かな“ゆとり3人組”は健在。岡田演じる坂間正和は、サラリーマンを辞めて家業を継ぐも、契約打ち切り寸前に追い込まれるなど、時代の波にイマイチ乗り切れない。松坂演じる山路一豊は、優しく真面目だが未だ女性経験ゼロの小学校教師。柳楽演じる道上まりぶは、元客引きで、11浪目にして悲願の大学合格を果たすも卒業後に中国での事業が失敗し、結局出戻りでフリーターとなる破天荒ぶり。今回の映画では、「八王子〜高円寺間で起こる国際問題」(宮藤)が描かれる。

■安藤サクラ(坂間茜 役)のコメント

 最初の撮影から約7年。茜ちゃんも私も母になりました。こうやって共に歳を重ねながら演じていると、みんな役柄とはいえ、たまに会う親戚のような存在になってきました。だからまた彼女に会うことができて、あの3人に会うことができて嬉しかったです。スタッフの皆さんとも再会し、水田監督のもと大切な友達とまたお芝居ができて、胸がいっぱいになりました。この3人が集まれば間違いない、最強の3人組です。ぜひ映画館でご覧ください!

■仲野太賀(山岸ひろむ 役)のコメント

 『ゆとりですがなにか』という作品には思い入れしかありません。まさか映画化が決まって水田組のスタッフの皆さん、すてきなキャストの皆さんと再会できるなんて。本当にうれしかったです。宮藤さんが書き下ろした脚本は、何がどうしてこうなった!?という驚きの展開の連続。そしてなんて社会派なこと。なのになんでこんなに笑えるんだろう。岡田さんをはじめとする先輩方の肩のぶん回しっぷりも最高です!! 驚くほどすんなりと山岸に戻れた自分にもビックリしています。それはそれでどうなんだろう(笑)。はやく皆様に観ていただきたいです。お楽しみに!!

■吉田鋼太郎(麻生厳 役)のコメント

 TV版を撮り終えてからもう随分経つわけですが、久しぶりに再会したゆとりチームは全く久しぶりという感じがせず、一瞬であの頃に引き戻されました。勿論ゆとりたちはそれなりに年を取り、あの頃よりも更にハードな人生に立ち向かっている訳ですが、やはり相変わらずゆとりはゆとりで、むしろ年を取った分ゆとりさ加減に磨きがかかってきたと言うか、ポンコツさと、愛おしさが増し増しになっているようです。

 Z世代の台頭によりゆとりはもはや死語となった感はありますが、ゆとり世代は今確実に社会で活躍の場を広げています。あの頃、ある揶揄(やゆ)と嘲笑を持って語られていたゆとりたちは今社会の中心に居るはずですが、それでもやっぱりゆとりはゆとりで、ポンコツで愛しい奴らである事に変わりはないようです。さらにポンコツさと愛しさを身につけたゆとりたちのゆとりぶり、どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい。

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  1. 1. 岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥が再集結『ゆとりですがなにか』映画化、10・13公開決定
  2. 2. 岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥×宮藤官九郎×水田伸生、『ゆとりですがなにか』映画化にコメント
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