マーベルの人気ヒーロー、スパイダーマンのアニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(6月16日公開)。全米公開(現地時間6月2日)を前に、現地時間5月30日に米ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催された。
スパイダーマンのコスプレに扮装した熱狂的なファンも多数参加する中、華やかなレッドカーペットには、主人公のマイルス・モラレスを演じたシャメイク・ムーアやスパイダーウーマンのグウェンを演じたヘイリー・スタインフェルドらキャストのほか、プロデューサー及び脚本を務めたフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビ、ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンら監督チームらも来場。本作について、どんなコメントを残したのか。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、「第91回アカデミー賞」長編アニメ賞を受賞した前作『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)で培ったコミックブックの美学をもとに、さらなる革新的なビジュアル・スタイルを取り入れることで、アニメーションの解釈を再び押し広げることに挑んでいる。本作でのスパイダーマンたちは、さまざまなユニバースを訪れ、ユニバースごとに異なる独自のルックを持つ世界と新たなキャラクターとの出会いを果たす。
「素晴らしい気分です。生きてるって感じがしますね」とプレミア参加について、興奮気味の気持ちを語った、シャメイク・ムーアは、「誰でもマスクは被ることはできるけど、重要なのは、それで何をするかということです」と本作のメッセージに言及、観客に向けて「さまざまなユニバースが登場する本作で、いろいろな<マルチバース>へ行ってほしい」とメッセージを寄せた。
愛くるしいルックスで『バンブルビー』、『ホークアイ』ほかさまざまな話題作に出演、歌手としても活躍する、全米で人気急上昇中のヘイリー・スタインフェルドは「パーフェクトに感情移入できる作品で、忘れられない経験になりました」と振り返り、「フィル、クリスはじめ、フィルムメーカー全員がこの作品で、そして本作でやり遂げたことには本当に驚かされます」と大絶賛。
続けて、「ファンはいろいろ見つけるのが上手だけど、私は75回から100回ぐらい見ても、まだまだ新しい発見がありそうです」「とにかくすべてを取り込んで、また素晴らしい作品を作り出せたのは見事です」と感動しきり。そして「前作の『スパイダーマン:スパイダーバ―ス』を見ている人は絶対に楽しめる作品です、でも見ていなくても楽しめます!」「フレームごと拡大して博物館に展示すべきです」と茶目っけたっぷりに語っていた。
前作から引き続きプロデューサーと脚本を務めたフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビはあらゆる想像をフィルムで実現するために「本作のために新しいソフトウェアを開発、スタッフに新技術を教え、いろいろな発明が詰まった作品」だと明かし、前作『スパイダーマン:スパイダーバース』の大ヒット以来、実写も含めてマルチバースブームが増えたことにも言及。しかし「アニメでしかできないことがある」「スパイダーマンは宇宙から来たとかではなく、普通の人」「“誰でもマスクは被れる”という所が、多くの人の心に響くのだと思います」と、“マルチバース”のパイオニアらしい自信をのぞかせた。
ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンら監督チームは、「絶対にやりたくなかったことは前回の繰り返し。進化させたかった」「どんなに素晴らしい映画でも観客が愛情をもって、自分をマイルスやグウェンと重ね合わせることができるストーリーを、大事にした」と本作に寄せる思いを語っていた。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、前作でピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルスが、愛する人と世界を同時には救えないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた<哀しき定め>に抗うことを決意したことで、マルチバース全体を揺るがす最大の危機を引き起こす。
(写真左から)ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、シャメイク・ムーア、イッサ・レイ、ダニエル・カルーヤ、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン
スパイダーマンのコスプレに扮装した熱狂的なファンも多数参加する中、華やかなレッドカーペットには、主人公のマイルス・モラレスを演じたシャメイク・ムーアやスパイダーウーマンのグウェンを演じたヘイリー・スタインフェルドらキャストのほか、プロデューサー及び脚本を務めたフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビ、ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンら監督チームらも来場。本作について、どんなコメントを残したのか。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、「第91回アカデミー賞」長編アニメ賞を受賞した前作『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)で培ったコミックブックの美学をもとに、さらなる革新的なビジュアル・スタイルを取り入れることで、アニメーションの解釈を再び押し広げることに挑んでいる。本作でのスパイダーマンたちは、さまざまなユニバースを訪れ、ユニバースごとに異なる独自のルックを持つ世界と新たなキャラクターとの出会いを果たす。
「素晴らしい気分です。生きてるって感じがしますね」とプレミア参加について、興奮気味の気持ちを語った、シャメイク・ムーアは、「誰でもマスクは被ることはできるけど、重要なのは、それで何をするかということです」と本作のメッセージに言及、観客に向けて「さまざまなユニバースが登場する本作で、いろいろな<マルチバース>へ行ってほしい」とメッセージを寄せた。
愛くるしいルックスで『バンブルビー』、『ホークアイ』ほかさまざまな話題作に出演、歌手としても活躍する、全米で人気急上昇中のヘイリー・スタインフェルドは「パーフェクトに感情移入できる作品で、忘れられない経験になりました」と振り返り、「フィル、クリスはじめ、フィルムメーカー全員がこの作品で、そして本作でやり遂げたことには本当に驚かされます」と大絶賛。
続けて、「ファンはいろいろ見つけるのが上手だけど、私は75回から100回ぐらい見ても、まだまだ新しい発見がありそうです」「とにかくすべてを取り込んで、また素晴らしい作品を作り出せたのは見事です」と感動しきり。そして「前作の『スパイダーマン:スパイダーバ―ス』を見ている人は絶対に楽しめる作品です、でも見ていなくても楽しめます!」「フレームごと拡大して博物館に展示すべきです」と茶目っけたっぷりに語っていた。
前作から引き続きプロデューサーと脚本を務めたフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビはあらゆる想像をフィルムで実現するために「本作のために新しいソフトウェアを開発、スタッフに新技術を教え、いろいろな発明が詰まった作品」だと明かし、前作『スパイダーマン:スパイダーバース』の大ヒット以来、実写も含めてマルチバースブームが増えたことにも言及。しかし「アニメでしかできないことがある」「スパイダーマンは宇宙から来たとかではなく、普通の人」「“誰でもマスクは被れる”という所が、多くの人の心に響くのだと思います」と、“マルチバース”のパイオニアらしい自信をのぞかせた。
ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンら監督チームは、「絶対にやりたくなかったことは前回の繰り返し。進化させたかった」「どんなに素晴らしい映画でも観客が愛情をもって、自分をマイルスやグウェンと重ね合わせることができるストーリーを、大事にした」と本作に寄せる思いを語っていた。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、前作でピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルスが、愛する人と世界を同時には救えないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた<哀しき定め>に抗うことを決意したことで、マルチバース全体を揺るがす最大の危機を引き起こす。
(写真左から)ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、シャメイク・ムーア、イッサ・レイ、ダニエル・カルーヤ、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン
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2023/06/01