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水石亜飛夢、W主演作『老ナルキソス』公開にしみじみ 思い出は“暑い”絡みシーン「非常に濃い2年前の夏」

 田村泰二郎水石亜飛夢、田中理来、津田寛治、東海林毅監督が20日、東京・新宿K’s cinemaで行われた映画『老ナルキソス』の公開初日舞台あいさつに参加した。

『老ナルキソス』初日舞台あいさつより

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 『老ナルキソス』は、5月4日から13日までロサンゼルスで開催された、第39回ロサンゼルス・アジアンパシフィック映画祭で、最優秀作品賞を獲得。また特別審査員賞が田村泰二郎に授与された。

第39回ロサンゼルス・アジアンパシフィック映画祭で最優秀作品賞を獲得した『老ナルキソス』

第39回ロサンゼルス・アジアンパシフィック映画祭で最優秀作品賞を獲得した『老ナルキソス』

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 舞台あいさつでは、司会役をかねた東海林監督が登場。「満員の皆さんに迎えらえて本当に幸せだと思います」とあいさつの後、各登壇者が呼び込まれ、一言ずつあいさつをした。「石田役の津田寛治さん」と紹介されると津田は「初めて役に名前があるのを知りました(笑)。少しの出演だったんですが、心が震える映画ですので応援に駆け付けました」とコメント。次に田村は、「長編初主演です。ちょっと頑張ってみました。なかなか面白い映画になっていると思います」。W主演を果たした水石は「土曜日に足を運んでくださりありがとうございます。この回も満席、次の回も満席ということで、キャスト、スタッフ一同喜んでいます。短い時間ですがどうぞよろしくお願いいたします」。田中は「初めまして。この場で初めて僕の声を聴く方がいらっしゃるんではないかと思います(笑)。ご来場ありがとうございます」と話した。最後に東海林毅監督が「撮影以来、皆でそろったのでうれしいです」とコメントした。

 また、サプライズのように飛び込んだ映画祭の受賞は、田村からのLINEで監督が知ったことのこと。受賞に関して田村は「いただいたの。もらえるなんて、感謝します」と受賞の感想を語る。津田が「ロサンゼルスでの観客の評判はどうでした?」と聞くと監督は「人間ドラマの部分は、手をたたいたり、笑ったりというリアクションが狙ったところで起きました。パートナーシップ制度など、日本の制度の部分はうまく伝わらなかったですね」と現地の様子を語る。また「観客には10代の娘さんと来ていた母娘や、おばあさんが来ていました。楽しかったと言って、一緒に写真を撮りました」と田村が観客とのふれあいの様子を語った。

『老ナルキソス』初日舞台あいさつより

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 撮影中の思い出として田中は「実は短編を知っていて、過去に共演したことのある佐野弘樹さんが演じた役だったので、受け継がせていただきますと伝えました。初めて男性と絡むなど初めての経験が多く緊張しましたが、楽しみながらやっていました。いい機会をありがとうございました」語った。また水石は「とにかく暑かったです。コロナ禍でスタッフの方は炎天下マスクをつけていて、撮影後はマスク跡が変身した後みたいで、こんなに皆さんが頑張ってくださるんだから僕らも頑張らねばと、パートナーの方とクーラーが死んだような部屋でプロレスのような絡みをやったり(笑)。非常に濃い2年前の夏でした」。田村は「2週間ぐらいだったんですが、ハードでした。台風の後の海辺の撮影で、大波に身体が持って行かれそうなところ耐えるのがしんどかったです」と思い出を話した。

 終始和やかに舞台あいさつが進行し、最後には客席から監督に花束がプレゼントされるなど、盛り上がって終了した。

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