映画『最後まで行く』初日舞台あいさつが19日、都内の劇場で行われ、主演の岡田准一（42）のほか、綾野剛（41）、広末涼子（42）、磯村勇斗（30）、柄本明（74）、藤井道人監督（36）が登場した。

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　同映画は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いた韓国映画を藤井道人監督がリメイク。悪い時には悪いことは重なり、陰謀に巻き込まれていく刑事と、それを追う謎の監察官が織りなす、年の瀬の96時間＝4日間の物語。

　客席近くの入り口からキャストたちが登場すると、会場から大きな歓声が。岡田は「みなさんの感想を、SNSを通じて僕も見させていただいています。この作品がくせになるような、日本映画の希望を感じていただけるような映画になっていると思います。みなさん何回でも友達を誘って見に来てください！」と呼びかけると、客席からは大きな拍手で応えた。

　広末は「たくさんのみなさんがこちらを見て、冷めやらぬ熱気で包んでくださっていることにとっても興奮しています」と話し、「興奮している」といいつつも冷静な綾野に対しては「全然興奮しているように見えないんですけど！」といじりながら「私はとっても興奮しています。この日を迎えられてうれしいです」と満面の笑みを浮かべていた。