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伊藤沙莉、織田裕二との凸凹バディに手応え 中島健人の“王子様”ぶりには驚き「そんな人いるんだ(笑)」

 俳優の伊藤沙莉が、7月4日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』(毎週火曜 後9:00/初回拡大スペシャル)の取材会に参加した。今作では役者の大先輩であり家族も大ファンだったという織田裕二と初共演したほか、10代初期から共演歴のある中島健人Sexy Zone)とも交流。和気あいあいとした撮影の裏側について語った。

『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より伊藤沙莉 (C)テレビ朝日

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 2021年の大河ドラマ『青天を衝け』を担当した大森美香氏が脚本を務める同作ではこれまでドラマや映画で描かれてきたことはほとんどなく、メインの題材として扱われるのは今作が初となる“執行官”を描く。国家公務員でありながら情け容赦なく、強制執行によって財産、金品などを差し押さえたりする仕事。

 伊藤は、とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかりを演じ、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していく。織田は「犬が苦手」な執行官で、ひかりのバディ・小原樹、中島は小原たちが籍を置く執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介を演じる。

■「スターで絶対的な人」織田裕二と信頼関係築く 初日に声かけられ…「なんだか犬みたいだね」

『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より伊藤沙莉 (C)テレビ朝日

『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より伊藤沙莉 (C)テレビ朝日

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 この作品と出会うまで“執行官”という職業を知らなかったという伊藤にとって初めての世界に踏み込むことはもちろん、「これまで明るく元気な後輩役を演じることは多かったのですが、今回はある種の師弟関係を織田さんと築くことができました。ここまで年齢も芸歴も上の方とバディとして、ずっと過ごすことはなかったのですごく楽しかったです」と挑戦したことのない役回りも満喫。

 「私はどちらかと言うと、言われたことをやるほうが性に合っている感じがしますが、織田さんはチャレンジ精神というか『こうしたらどうだろう』と、トライされる方、織田さんについていくだけで、思い描いていたプランと違うところに連れて行ってくれたりする。演ってみないとわからないな、と。引っ張っていってくださいました」と化学反応も生まれたよう。

『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より伊藤沙莉、織田裕二 (C)テレビ朝日

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 共演する以前から織田の出演作に親しみ、特に「母と叔母がすごく大好き」だったそうで、イメージは『踊る大捜査線』の“青島刑事”。「織田さんが出るドラマはおもしろいイメージでした。スターで絶対的な人だという感じがしていましたし、だからこその怖さもありました。どういう感じで現場にいるのか、怒られるかもと思っていました。本読みで初めてお会いしたとき『なんだか犬みたいだね』と声をかけてくださり、話しかけていい人なんだな、と(笑)。初日から自分で話しかけるのは珍しいことですが、その空気を出してくれました」とすぐに打ち解けた。

 信頼関係を培うなかで「お芝居でも『どう思う?』と巻き込んで考えてくださる。とにかくフラットな方。ふとたまに『織田裕二だ…』と思い出すくらい、しゃべりづらいこともなく。かっこいいシーンとかもあるのですが、わかりやすく二枚目というより、憧れるような存在。かっこいい背中を見せてくださる人。役柄で犬にへっぴり腰だったりするんですが、体当たりでいくアツい男の姿を見せてくれるのですてきだな、と」と尊敬した。

■中島健人から芝居のサポート「だいぶ支えていただきました」

『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より伊藤沙莉 (C)テレビ朝日

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 一方、中島には「あんなにずっと王子様でいる人がいるんだ…。私がどんなに後ろを歩いていたとしても絶対に『どうぞ』とドアを開けてくれる。そんな人いるんだ、って(笑)一周回ってふざけているのかと思うくらいすごくジェントルなんです」とその徹底した紳士ぶりには驚くばかり。

 「でも飾るのとは違ってすごくフラット。話していても『幼なじみだね』みたいな。私が13、4歳くらいからご一緒していて3回目の共演。前と変わらないですが懐が大きい人になったように感じます。お互い子どもでしたし、もっと余裕をもって対応できるようになったんだろうな、と」と変化も感じたそう。

 また「視野が広く自分がどうすべきかわかっている。私がお芝居で悩んだときも、楽屋まで来てくださり、直接相談したわけではなくなんとなくの空気を察して『大丈夫?俺もこうしようと思うからなにも考えずにやってね』と言ってくださって。ありがたかったです。同い年くらいの共演者の方もいますが後半は特に健人くんとのシーンが多かったので、だいぶ支えていただきました」とその優しさに感謝する。

『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より織田裕二、伊藤沙莉 (C)テレビ朝日

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 改めてドラマの見どころとして、「執行官という職業を私たち同様に知らなかった方はたくさんいらっしゃると思いますし具体的にどういうことをしているのか、知ることができる機会にもなりますし、毎話とても癒やされる犬たちがたくさん出てきます。そして、なにより人生のリスタートがテーマ。リーガルドラマでもあり人間ドラマが繊細に描かれている。“執行官”と聞くとカチッとしたイメージだと思いますが、すごくライトに見ていただいてなにか感じるものがあればと思います」と呼びかけた。

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  • 『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』より伊藤沙莉 (C)テレビ朝日
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