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安藤サクラは全身シャネル、永山瑛太はグッチでカンヌのレッドカーペットに登場

 世界三大映画祭の1つ「第76回カンヌ国際映画祭」(27日まで)で、フランス現地時間17日午後7時(日本時間:18日午前2時)から、コンペティション部門に正式出品された是枝裕和監督の新作『怪物』(インターナショナルタイトル:MONSTER)の公式上映が行われた。レッドカーペットセレモニーには、是枝監督をはじめ、脚本の坂元裕二、主演の安藤サクラ永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太が参加した。

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペット登場(左から)坂元裕二、永山瑛太、柊木陽太、黒川想矢、安藤サクラ、是枝裕和監督

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペット登場(左から)坂元裕二、永山瑛太、柊木陽太、黒川想矢、安藤サクラ、是枝裕和監督

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 前日はプラダを着ていた是枝監督だが、この日はアルマーニのタキシードを着用し、もう慣れ親しんだといっていい貫禄を見せながらカンヌのレッドカーペットをかっ歩。続く永山瑛太はグッチのタキシードにオールバック姿でスタイルの良さをアピールした。

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペット登場(左から)柊木陽太、永山瑛太、坂元裕二

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペット登場(左から)柊木陽太、永山瑛太、坂元裕二

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 そして、所属事務所社長で俳優としても大先輩の舘ひろしがこの日のために仕立ててくれたというTAGURUのタキシードでキリっとキメた黒川、是枝監督と同じアルマーニのタキシードに身を包みはにかむ柊木、さらには、脚本家の坂元と、男性陣が黒いタキシード姿で登場する中、ひときわ目を引き注目を集めたのは、シャネルの白いドレスとジュエリーに身を包んだ安藤だった。カンヌコンペティション部門のレッドカーペットは『万引き家族』(2018年)以来2度目となる。

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペット登場(左から)黒川想矢、安藤サクラ、是枝裕和監督

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペット登場(左から)黒川想矢、安藤サクラ、是枝裕和監督

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 全員が一列に並び、時に手をつないだり、談笑しながら、和やかな雰囲気でレッドカーペットを進む中、カンヌ常連の是枝監督は、子役たちに「カメラに向かって手をふろう」と声をかけるなど貫禄の佇まい。さらにファンからのサインや写真撮影にも応じるなど、余裕たっぷりだ。

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペットに勢ぞろい

「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品された『怪物』チームがレッドカーペットに勢ぞろい

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 安藤、永山も時に子役たちをフォローしながら、和やかにセレモニーを楽しんだ様子。黒川と柊木は、弾けんばかりの笑顔で、世界から集まったメディアを魅了した。

 また、会場には、ペドロ・アルモドバル監督やイーサン・ホーク、ロマン・デュリス、ヴィオラ・デイヴィス、ジェンマ・チャン、世界的人気K-POPグループ、BLACKPINKのロゼらが来場し、レッドカーペットを盛り上げていた。

 是枝監督作品がカンヌ国際映画祭でコンペティション部門に選出されるのは、昨年の韓国映画『ベイビー・ブローカー』以来2年連続、7回目の選出(カンヌ国際映画祭への出品自体は9回目)。なお昨年の『ベイビー・ブローカー』では、エキュメニカル審査員賞、そして主演のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した。これまでも、04年『誰も知らない』では主演を務めた柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞、13年『そして父になる』では審査員賞、『万引き家族』では最高賞であるパルム・ドールを受賞している。

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