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『silent』が『橋田賞』で脚光 連ドラ脚本デビュー・生方美久氏、目黒蓮も喜び

 昨年10月期に放送されたフジテレビ系木曜劇場『silent』が『第31回橋田賞』を受賞した。10日に都内で行われた授賞式にはプロデューサーの村瀬健氏が代表して参加し、新人賞を受賞した脚本家の生方美久氏、佐倉想役の目黒蓮Snow Man)も参加した。

『橋田賞』新人賞を受賞した生方美久氏 (C)ORICON NewS inc.

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 1993年に創設された「橋田賞」は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に対して顕彰助成するもの。各テレビ局、モニター、橋田文化財団選考委員の推薦作品及び人を対象に検討を加え、候補を選出する。『silent』は「恋愛と音」というテーマに絞って掘り下げ、登場人物の心の揺れ動きを丁寧に描いた作風が近年のドラマ演出と一線を画し、多くの人に評価されたとして受賞に至った。

 村瀬氏いわく今作は「本当に地味なドラマですごく静かなドラマ」ながら人の心を緻密に描き「恋愛に限らず人を好きになることを11時間かけて丁寧に描いた作品が、このように映えある賞をいただけたことをうれしく、こういうドラマを作ってよかった」と感慨に浸った。

 今作で連ドラ脚本デビューを飾った生方氏は繊細な世界を感動とともに描いた高い筆力に対して選出。オリジナル作品ということもあり、「フジテレビの木曜劇場という歴史の長い、すばらしい作品を輩出した枠で、キャストもそうそうたるみなさんが連なり、プレッシャーと不安の方が勝ってしまった」と吐露。

 だが「私以上にスタッフやキャストのみなさんの方が、新人がオリジナルで全話描くことについていく方がきっと不安だったろうな、と開放された今は思えています。自分が不安だった以上にみなさんも不安な気持ちを抑えて、まっとうしてくださったから評価されたのだとありがたく、うれしく思っています」と周囲への感謝を表した。

 聴覚障害者という役を確かな演技力で演じきった目黒は「手話という言語を使った役では、セリフを覚えるだけでなく自分の手話、相手の手話を全部覚えて毎日いっぱいいっぱいだったんですけど、そうして作り上げた作品で『感動したよ』『影響されまてます』とか…さらには賞をいただけて頑張ってきてよかった」としみじみとかみ締めていた。

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  • 『橋田賞』新人賞を受賞した生方美久氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第31回 橋田賞』授賞式の模様 (C)ORICON NewS inc.

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