• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
オリコンニュース

歌舞伎俳優・市川左團次さん死去 82歳

 歌舞伎俳優の市川左團次(いちかわ・さだんじ=本名・荒川欣也)さんが15日午前3時48分に、右下葉肺がんのため死去した。82歳。松竹が16日に発表した。

歌舞伎役者の市川左團次さんが死去(C)松竹

歌舞伎役者の市川左團次さんが死去(C)松竹

写真ページを見る

 歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」にて「歌舞伎俳優の四代目市川左團次<いちかわ さだんじ、本名:荒川 欣也=あらかわ きんや>さんが、4月15日(土)午前3時48分、ご逝去されました。82歳。謹んでご冥福をお祈りいたします」と伝えられた。

 左團次さんは三代目市川左團次の長男。1947年5月に東京劇場『寺子屋』の菅秀才で五代目市川男寅を名乗り初舞台を飾った。62年2月、歌舞伎座『曽我の石段』の八幡三郎などで五代目市川男女蔵を襲名。79年2月歌舞伎座『京人形』の左甚五郎、『毛抜』の粂寺弾正で四代目市川左團次を襲名した。

 尾上菊五郎劇団としての世話物のほか、時代物、新歌舞伎における重厚な演技に芝居の厚みを加える、歌舞伎界における貴重な俳優として知られる。敵役の演技に定評があり、歌舞伎十八番『暫』の清原武衡、『助六』の意休、『実盛物語』の瀬尾十郎、『御所五郎蔵』の星影土右衛門などでは圧倒的な存在感を発揮した。

 『髪結新三』の長兵衛、『らくだ』の佐兵衛、『魚屋宗五郎』の家老浦戸十左衛門、『盛綱陣屋』の和田兵衛秀盛、『仮名手本忠臣蔵』の高武蔵守師直、不破数右衛門、『夏祭浪花鑑』の釣舟三婦、『身替座禅』の奥方玉の井、『夕顔棚』の爺など、老け役から女方、敵役からユーモラスな役柄を幅広く演じた。最後の舞台は2023年1月の国立劇場『遠山桜天保日記』羅漢尊者。

 1997年に第十八回松尾芸能賞優秀賞、98年に眞山青果賞特別賞、2011年旭日双光章、16年度日本芸術院賞。

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. 歌舞伎俳優・市川左團次さん死去 82歳
  2. 2. 市川團十郎、市川左團次さんを追悼「歌舞伎界にとりましても大変な損失」
  3. 3. 尾上菊五郎「驚きと共にさみしい気持ちでいっぱい」 市川左團次さんを追悼、数多くの舞台で共演

求人特集

求人検索

 を検索