映画監督の北野武(76)が15日、都内で行われた映画『首』(2023年秋公開)の完成報告会見に出席。同作を「成功作」と自信を見せつつも、早くも次回作への意欲を明かした。
同作は、北野監督が2019年に上梓した同名小説が原作の時代劇アクションドラマ。北野監督が初期の代表作『ソナチネ』(1993年)と同時期に構想し、30年もの長きにわたって温めていた。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望と裏切り、運命とともに描かれ、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開となっている。
そんな野心作で北野監督は、ビートたけし名義で“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を自ら演じる。北野は「現在は歴史ブームですが、“本能寺の変”がよく出てくる。でも資料を読むと、歴史考証家の人が言うには、80くらいの説がある」とし、「自分が考えるのは秀吉の大返しは出来レースで、秀吉が動いたというのが構想。いつか映画化したいと思っていたんですが、最近になって優秀な役者が集まってきて、そろそろ出来るなと思い実現しました」と語った。
最後のあいさつでは「コロナ禍の中、皆に頑張っていただいて、自分としてはいいのか悪いのか分からない。だから今回やたら関係者に“出来”を聞いて回った。みんな褒めるんですけど、俺は芸人だから、お世辞だったり無理やり言っていたりするのはよく分かる。そんな中でも大多数が褒めているなと分かって、成功作だと思ってます」と自信をのぞかせた。
さらに「できたらこの映画が、大ヒットとは言わずともヒットしていただいて、後何本か取れるような状態になったらいいなと思います」と早くも次回作への意欲を見せた。
会見には俳優の西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋、KADOKAWA代表取締役社長・夏野剛氏、同文芸・映像事業グループ担当執行役員・堀内大示氏も出席した。
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同作は、北野監督が2019年に上梓した同名小説が原作の時代劇アクションドラマ。北野監督が初期の代表作『ソナチネ』(1993年)と同時期に構想し、30年もの長きにわたって温めていた。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望と裏切り、運命とともに描かれ、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開となっている。
そんな野心作で北野監督は、ビートたけし名義で“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を自ら演じる。北野は「現在は歴史ブームですが、“本能寺の変”がよく出てくる。でも資料を読むと、歴史考証家の人が言うには、80くらいの説がある」とし、「自分が考えるのは秀吉の大返しは出来レースで、秀吉が動いたというのが構想。いつか映画化したいと思っていたんですが、最近になって優秀な役者が集まってきて、そろそろ出来るなと思い実現しました」と語った。
最後のあいさつでは「コロナ禍の中、皆に頑張っていただいて、自分としてはいいのか悪いのか分からない。だから今回やたら関係者に“出来”を聞いて回った。みんな褒めるんですけど、俺は芸人だから、お世辞だったり無理やり言っていたりするのはよく分かる。そんな中でも大多数が褒めているなと分かって、成功作だと思ってます」と自信をのぞかせた。
さらに「できたらこの映画が、大ヒットとは言わずともヒットしていただいて、後何本か取れるような状態になったらいいなと思います」と早くも次回作への意欲を見せた。
会見には俳優の西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋、KADOKAWA代表取締役社長・夏野剛氏、同文芸・映像事業グループ担当執行役員・堀内大示氏も出席した。
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2023/04/15