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「天井は高くなくていい、お風呂は2階」25坪の狭小住宅、常識にとらわれない斬新な間取りとは

「狭小住宅でも、キゲンよく暮らせる」をテーマに25坪のご自宅で採用したアイディアを公開している三姉妹ママMONAさん(@mona_life_create)。全国平均より低い天井に、2階にあるお風呂。斬新な間取りの数々は設計士のご主人によるもの。“住まいのプロ”が作ったコンパクトでも窮屈に感じないマイホームとは。ご自宅のこだわりと実際の住み心地を聞いた。

MONAさんがジャンプすると手が届く天井。高すぎない天井は「安心感が出て落ち着く効果」もあるそう。

MONAさんがジャンプすると手が届く天井。高すぎない天井は「安心感が出て落ち着く効果」もあるそう。

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■狭いリビングには低い天井がマッチ、そのワケは?

 昨年、岐阜県の住宅地にマイホームを建てたMONAさんご一家。30代のご夫婦と三姉妹が暮らすご自宅は、土地30坪・延床25坪(3階建て)のコンパクトハウスだ。一見、狭く思われがちな30坪以下の住宅ながら、解放感あるリビングだけでなく、7帖の仕事部屋、12帖の子ども部屋を実現している。

――まずは、設計士のご主人が採用した“平均より低い天井”に驚きました!近年の住宅では2,400mm前後が平均ですが、MONAさんのお宅は2,200mmとのこと。

【MONA】 私も当初は、リビングが9.4帖と狭いうえに更に天井を下げたら圧迫感が出そうと思っていました。ところが、「狭いリビングは天井をあえて低くすることで全体のバランスが整い、トンネルのように奥行きが感じられて広く感じる事ができる」という夫のこだわりで低くなりました。ちなみに私は“吹き抜け”に憧れてた民です(笑)。でも低くしたおかげで部屋数もたくさんできたので、結果、よかったです。

――“吹き抜け”も人気ですよね(笑)。天井の低いリビング、実際の住み心地はいかがですか。

【MONA】 圧迫感なく、快適に過ごせています。窓の高さを天井いっぱいまでとり、幅もワイドにしたことで“視界が庭に抜ける”というのもポイントだと思います。

――大開口による眺望性で、実際よりも“広々”感じられるんですね。その他にコンパクトハウスならではの工夫はどのようなところですか。

【MONA】 できるかぎりリビングを広くしたかったので、お風呂と洗面スペース、ランドリールームといった水回りを2階にしました。「水回りが2階」というと、不便そうに思われるかもしれませんが、洗濯やアイロンなどの片付け動線が楽で、1階に5畳の和室も作れました。

 もちろん、デメリットも多少あります(笑)。子どもが小さいうちは水回りに用事があると一緒に上に上がらないと行けないので大変ですし、やはり階段の上り下りは多くなります!

――コンパクトハウスとのことですが、5畳の和室まで! 

【MONA】 リビング、寝室、仕事部屋、和室と“居場所”がたくさんあることも“狭さ”を感じさせない理由だと思います。

――ちなみに…最近は“和室不要”という方も多いようです。

【MONA】 意見が分かれると思いますが、私は作ってよかった派です。気分を変えたい時にここで仕事すると集中できますし、子どもが小さいのでお昼寝スペースにも活用しています。来客時のゲストルームにもなっています。なにより和モダンな雰囲気が好きですね。

■“外とつながる暮らし”が実現できればコンパクトでも快適に

――MONAさんのお宅は12帖の山小屋風子ども部屋も「可愛い」「素敵」と人気です。

【MONA】 3階ワンフロアがすべて子ども部屋なので、1番広いんです。羨ましい(笑)。こだわりは、作り込まない空間。部屋にこもって欲しくなかったので、少し居心地が悪い部屋にしようくらいの気持ちで設計しましたが、想像以上にいい空間になりました。現在は私たちが考えたインテリアで設えをしていますが、将来的に子供たちがどのように変えて暮らしていくか見守るのが楽しみです。

――長女ちゃんと次女ちゃんの反応は?

【MONA】 姉は自分時間が好きなので子ども部屋が作れて大喜び。次女は家族がいる空間が大好きなので、それほどでもというです。それでも最近は2人ともインテリアに興味が出てきたようで、一緒にIKEAなどに行くのが楽しいみたいです。

――入居から8ヵ月、MONAさんの最もお気に入りのスペースはどこですか。

【MONA】 絶対欲しいと決めていたワークスペースです。オンラインでの仕事が多く、以前、賃貸に住んでいた頃は週に3、4日スタバに行っていました。自宅でもカフェ気分になれるような空間が欲しかったんです。Instagramでは不人気の2階バルコニーも、植栽を置くため敢えて設置し、“緑を眺めながらゆっくりコーヒーを飲んで仕事をする”という念願が叶いました。

――2階でも樹木を育てられる “緑化マット”の活用に反響がありました。設計を担当されたご主人のお気に入りはどこですか。

【MONAさんご主人】 リビングから見える庭です。毎日眺めています。利便性を考慮して住宅街に土地を購入したのですが、“外とつながる暮らし”も諦めたくなかったので、家の形状・配置・車の駐車台数を工夫し庭を確保しました。その結果、住宅地ながら緑を感じられる暮らしを実現できました。

――今後、コンパクトハウスの購入を予定している方にアドバイスをお願いします。

【MONA】 夫のお気に入りと重複しますが、“外とつながる暮らし”が出来ると部屋が狭いことは気になりません。我が家にとっては庭の存在はとても大きかったです。狭いと諦めることもあるかもしれませんが、工夫によりお気に入りだけを凝縮した家が出来ると思います!

【MONAさん宅DATA】
▼岐阜県/5人家族(30代ご夫婦、長女小4、次女小3、三女1歳)/延床25坪
1階
・LDK14.4帖
・和室5帖
・トイレ
2階
・寝室6帖
・仕事部屋7帖
・バス&洗面スペース
3階
・ロフト(子ども部屋)12.2帖
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関連写真

  • MONAさんがジャンプすると手が届く天井。高すぎない天井は「安心感が出て落ち着く効果」もあるそう。
  • 庭に視界が抜けるMONAさん宅リビング。写真(@mona_life_create)より
  • キッチン側から見たMONAさん宅リビング。写真(@mona_life_create)より
  • 3階ワンフロアを使った12.2帖の子ども部屋。子どもたち自身でインテリアを楽しんで欲しい、とあえてシンプルな内装に。写真(@mona_life_create)より
  • 今は長女と次女が使う子ども部屋。いずれ3女ちゃんのベッドも置く予定。写真(@mona_life_create)より
  • MONAさんお気に入りのワークスペース。目の前のバルコニーの植栽を眺める時間が心地よいそう。写真(@mona_life_create)より
  • ワークスペース内も絶賛「グリーン化」計画中。写真(@mona_life_create)より
  • ワークスペースの背面はライブラリースペースに。写真(@mona_life_create)より
  • MONAさん宅外観。1階には庭、2階バルコニーには”緑化マット”を使った植栽がある。写真(@mona_life_create)より
  • ウッドバルコニー内部。2階でも樹木が植えられる”緑化マット”が大活躍。写真(@mona_life_create)より
  • ウッドワンのキッチン。標準よりも長めの3,470mm。写真(@mona_life_create)より
  • キッチンの後ろにはパントリー。写真(@mona_life_create)より
  • パントリー内部。オープン収納にすることで在庫管理ができるとのこと。写真(@mona_life_create)より
  • 1階にある和室。気分転換や3女ちゃんとのお昼寝、来客スペースなどに使っているそう。写真(@mona_life_create)より

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