俳優・桐谷健太が主演を務める、テレビ朝日系新ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』（毎週木曜　後9：00）が13日にスタートする。桐谷演じる“情熱系”刑事・仲井戸豪太が3年ぶりにさらにパワーアップして帰ってくる。

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　教師から警察官に転職した異色の経歴を持つ横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・豪太は、高校生をワルの道へと誘う悪人たちを根絶したいという信念のもと、情熱をたぎらせ職務にまい進。そんなある日、夜間パトロール中の交番巡査・田口健介（湯江タケユキ）が、若い男がタクシーと接触しそうになりながら逃げ去った場所で、別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れているのを発見する。

　豪太、そしてアメリカ赴任から帰ってきたばかりの刑事・目黒元気（磯村勇斗）ら強行犯係の面々は現場へ急行すると、現場に落ちていた財布の中の免許証から、倒れていた男は勝山康平（川島潤哉）だと判明する。

　そんな中、タクシーのドライブレコーダーに映っていた映像が手がかりとなり、現場から逃走した男が見つかる。男は母親と2人暮らしの専門学校生・林田裕紀（大橋和也／なにわ男子）。豪太と目黒が事情聴取をすると、林田は勝山の写真を見て、明らかに動揺した様子を見せるも、事件への関与については完全否定。勝山のことも知らないと、必死で訴える。林田がうそをついているとにらむ目黒だが、一方豪太は若干の戸惑いを残しながらも、「あの目は嘘じゃないと思う」と言う。

　その矢先、財布に付着していた指紋が林田のものと一致。豪太はショックを受けながらも、強盗傷害で逮捕令状を請求するため、横浜地方裁判所みなと支部へ向かう。ところが、対応した判事・諸星美沙子（吉瀬美智子）は「証拠が薄い」と一刀両断。むげもなく請求を却下されてしまう。

　「被疑者役をずっとやりたかった」と言う大橋は、なにやら秘密を抱える学生役を好演。ギャップがある役がやりたかったそうだが、イメージに合ったかわいらしい被疑者役で…。緊迫感のある豪太との取り調べシーンを、大橋のキャラクターでどう演じているのか、注目したい。さらに今回新たに物語に加わる“ハンジ”・諸星を演じる吉瀬の貫禄ある演技も見どころの一つとなっている。

　そして最後には驚きの事実が明かされ、“林田”大橋と“豪太”桐谷の見応えある演技合戦が繰り広げられる。