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香音&石井杏奈「漫画を超えたい」 W主演『ガチ恋粘着獣』で“過激な恋心”表現するため役作りに没頭

 俳優の香音(21)と石井杏奈(24)が、ABCテレビ・テレビ朝日系の4月クールドラマL『ガチ恋粘着獣』でW主演を務める。ABCテレビ(関西)では9日午後11時55分(※初回は深夜0時)、テレビ朝日(関東)では8日深夜2時30分から初回をスタートさせるが、放送に先がけ、香音と石井がこのほど取材会に参加。「漫画を超えたい」と語る同作への思いやこだわりを語った。

『ガチ恋粘着獣』でW主演を務める(左から)香音、石井杏奈(C)ABC

『ガチ恋粘着獣』でW主演を務める(左から)香音、石井杏奈(C)ABC

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 同作は、発行部数80万部超、電子マンガ・ノベルサービス『ピッコマ』のマンガランキング総合1位を獲得した星来氏による人気コミックス『ガチ恋粘着獣〜ネット配信者の彼女になりたくて〜』(ゼノンコミックス/コアミックス)が原作。出会うはずのない憧れの存在の3人組人気動画配信グループ「コズミック」のメンバーに本気で恋をしてしまった2人の女性を主人公に、二部構成で展開。彼女たちの過激な恋愛バトル&繊細な恋心を丁寧に描く。

 今作が地上波連ドラ初主演となる香音は、第一部の主人公・輝夜雛姫を演じる。人気動画配信グループ「コズミック」のメンバー・スバル(井上想良)にガチ恋し、バイト代を投げ銭に注ぎ込み、いつかはスバルの彼女になりたいと本気で願う女子大生という役どころ。

『ガチ恋粘着獣』第一部の主演を務める香音(C)ABC

『ガチ恋粘着獣』第一部の主演を務める香音(C)ABC

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 香音は「スバルくんのことをどんどん知っていくうちに、彼の嫌な部分だったりとか、雛姫の思い描いていたスバルくんじゃない部分だったりに気づいてからの豹変ぶりがすごい。1日の撮影の中で感情の起伏がすごくて、0か100かで毎日戦うみたいな感じ。普段の私とは全く違う性格だったので、演じていて楽しかった」と言い、「推している側の気持ちがこんなに尊いんだということをすごく感じました」と振り返った。

 役作りも徹底したそうで「私は推しがいたことが今までなかったんですが、実際に動画配信者の方たちの動画をたくさん見ながら、スバルくんを自分のものにしたいという気持ちを作っていたので、撮影でスバルくんの顔を見ただけで、画面の中の人が出てきてくれたことにうれしくて涙が出てきてしまいました」と明かしていた。

 石井は、「コズミック」のメンバー・コスモ(山下幸輝)の大ファンだが、雛姫のような“ガチ恋勢”を軽蔑しており、本人たちに迷惑をかけない“本物のファン”でいることを信条に陰ながら応援している、第二部の主人公・花織琴乃を演じる。

『ガチ恋粘着獣』第二部の主演を務める石井杏奈(C)ABC

『ガチ恋粘着獣』第二部の主演を務める石井杏奈(C)ABC

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 演じるにあたって石井は「琴乃は自分のことよりも、好きな人のことを考えて行動する人。どんなシーンでも、琴乃は自分を優先しないんです。それがとても切なくて、はかなくて…。そんな思いを、演じるにあたって出せたらいいなと思いながらお芝居に臨みました」と明かす。

 また、石井も今作では特に役作りに時間をかけたと言い「漫画原作で、世界観のある漫画なので、映像化するにあたって、漫画を超えたいという思いがあった。だから毎回毎回次の日のシーンを原作でチェックしてお芝居するようにしました」と同作にかける思いを語った。

 2人は、「『ガチ恋粘着獣』のファンの方は、雛姫編と琴乃編のどっちも10話でやるのかと疑問や不安もあると思うんですけど、しっかりと丁寧に描かれている」とアピール。印象的なシーンでは、石井がクライマックスのシーンを挙げ「1つのシーンに半日かかったんです。そのぐらい丁寧に大切に撮影したシーンでもあるのと、キャストがほぼ総出演しているシーンで、この作品に対してみんなで集中してお芝居したことが伝わる山場でもあったので思い出のシーンです」と作品全体の熱意を伝えていた。

関連写真

  • 『ガチ恋粘着獣』でW主演を務める(左から)香音、石井杏奈(C)ABC
  • 『ガチ恋粘着獣』第一部の主演を務める香音(C)ABC
  • 『ガチ恋粘着獣』第二部の主演を務める石井杏奈(C)ABC
  • 『ガチ恋粘着獣』第1話より(C)ABC
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