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木村拓哉、“東京湾のクジラ”“千葉の海岸にイルカ”など海の異変を実感 世界的大作ドラマ『THE SWARM』を経て実感

 世界各国の実力派キャストがそろい、日本から木村拓哉が出演した超大型深海SFサスペンス『THE SWARM/ザ・スウォーム』(全8話)の第7話と最終話が、あす8日からHuluで独占配信される。

Huluオリジナル『THE SWARM』(C)SchwarmTVProductionGmbH&CoKG

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 『ゲーム・オブ・スローンズ』などのプロデューサー・フランク・ドルジャー氏が、同作以来初めて手掛がけた連続ドラマ。映像化不可能と言われたドイツのベストセラー小説『深海のYrr(原題:Der Schwarm)』を、ヨーロッパ制作のテレビシリーズ史上最大級の制作費で実写化した。

 劇中では、クジラの攻撃的な行動や、次々と現れるバクテリアにおかされた新種の海洋生物、海岸線を襲う大津波など、世界中の海で前代未聞の海洋異変が続発し、各国の科学者たちが原因究明に心血を注いできた。その結果、すべての海洋異変を操っているのは、人類を攻撃しようとする未知の知的生命体だという仮説にたどり着いた。

 そして第7話・最終話と、物語はさらなる荒波と胸熱のクライマックスへ突入。各国の研究者たちがついに集結し、そこへ木村演じるミフネ財団の創始者で慈善家のアイト・ミフネも満を持して合流する。宇宙よりも謎が多いと言われる未知の領域=”深海”に潜む知的生命体の正体と真の目的を明らかにすべく、一丸となって北極海へ赴き、命をも危ぶむ最終局面に立ち向かう。

 日本初公開となる第7話&最終話の配信をもって、全話一挙配信も同時スタート。超大作の醍醐味を撮影現場で体感した木村からコメントが届いた。

Huluオリジナル『THE SWARM』場面写真(C)SchwarmTVProductionGmbH&CoKG

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■木村拓哉 コメント全文

今回、出演の声をかけていただけてうれしかったです。撮影の場に身を置いてみて感じたのは、作品にかける現場の雰囲気というのは、どこの国でもどの場所でも同じものなんだということです。年齢も国籍も違う多様性あふれる現場だったので、もし嫌なこと、苦しいこと、辛いことが目の前に現れたとしても逃げずに乗り越えようということはいつも思っていました。主要キャストが全員そろうシーンでは、みんなのコミュニケーションやディスカッションに食らいついていく感じでした。

フランク・ドルジャーは包容力もあり、非常に丁寧な方。現場にずっといて、全員を見てくれていて、困っている人がいないかなど、しっかりとアンテナを張ってくれていたので、一緒にお仕事ができて本当に恵まれているなと感じました。また、リモート会議での撮影では、アレックスが現場に来て、カメラの横で会話や相づちを打ってくれたのでものすごく助かりました。

作品内では“海”が人類に対していろいろな形でメッセージを送ってきます。海洋異変を描いたシーンの脚本を読んだ時は、どうやって映像化するんだろう?と思っていたのですが、実際の映像は想像以上の仕上がりになっていました。“自然がもし人類に対して本気で怒ったらこんなに怖いことが起きるんだよ”というのがリアルに実感できると思います。今回の出演をきっかけに、僕自身も東京湾でクジラが発見されたとか、千葉の海岸にイルカが打ち上げられたといったニュースを見て、「それはなぜなのか?」「その背景には何があるのか?」と、より深く考えるようになりました。この作品では、海をしっかりと“向き合う相手”として捉え、人間同士と同じように、相手の立場に立って考えることが大事だというメッセージが描かれています。ある意味ファンタジーとしても見られるし、現実的な目線で「このままでみんな大丈夫?」と警鐘も鳴らしてくれる作品なので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

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