俳優・内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系『警視庁・捜査一課長スペシャル』（4日放送、後8：00〜9：54）の追加キャストとして、パンツェッタ・ジローラモ、みりちゃむこと大木美里亜が出演することが発表された。

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　ジローラモは、ド派手な女性を見たと証言し、捜査に波乱の幕開けをもたらすちょいワル証言者・三田寛治を演じる。今回のオファーについて「家で見ていたドラマだったので本当にうれしかったです」と明かし「普段、『LEON』の撮影で年下の女性をエスコートする際にしている怪しげな表情などが役に立ったかと思ってます」と演技のポイントを語った。

　“口喧嘩最強ギャル”として話題のみりちゃむは、社長の池井景子（石田ニコル）に心酔しているらしく、それゆえ疑惑がふくらむ人材派遣会社の新入社員・羽場滝奈を演じる。みりちゃむは、刑事ドラマからの初の出演依頼に「この見た目でどんな役のオファーがきたの!?と、すごい驚きました」と戸惑いつつも、「逆に意識せずいつもどおり行こう！と思ってやり切りました！」とポジティブなギャルマインドで“一課長ワールド”に飛び込んだことを告白した。

　そのほか、山下容莉枝、羽瀬川なぎら、個性豊かなキャストが出演する。

　同シリーズは、ヒラ刑事から“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一（内藤）と捜査員たちの熱き奮闘を描いた人気ミステリー。スペシャルドラマで描かれるのは、敏腕女性記者が都内の映えスポットで殺害された事件。彼女は死の直前、動画を公開し、これから「社会を揺るがすラスボス“GM”の闇に迫る」と宣言していた。なぜか、真実が明らかになれば警視庁・捜査一課長も困るはずだと、大岩の関与をほのめかしていた。

　大岩たちは困惑しながらも手探りで捜査を開始する。まもなく、目撃証言から、事件直前に被害者がピンクファーのトップスをまとった金髪アフロヘアの女性と会っていた事実が発覚する。前代未聞のド派手な容疑者像に大岩たちも驚愕を隠せない中、目撃証言とはかけ離れたクールな人材派遣会社社長・池井景子（石田ニコル）が捜査線上に浮かび上がる。

　さらに、景子の周囲をとりまく論破王たちが、事情聴取に訪れた捜査員を圧倒する。そして、いつになく真面目な笹川刑事部長（本田博太郎）も重大な秘密を抱えていた。シリアスなミステリーの中に“新たな『一課長』らしさ”がさく裂する、今までの同シリーズとは何かが違う、衝撃の一作となっている。