27日放送のTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』（月〜木　後1：00）では、今月末で11年の放送に幕を閉じることを受けて、赤江珠緒が曜日パートナーであるカンニング竹山と最後の“オープニングトーク”に臨んだ。

　赤江が「ラストウィーク。ちょっと通常通りと思いながらも、気持ちがザワザワして、ジャケットくらいは着ていかねばっていう気持ちになりましたよ（笑）。（自身が産休中に竹山とともに番組を進行していた）吉田明世ちゃんもさっき来てくれてね。うれしいなーなんか」としみじみ。

　竹山は「きょうで終わるんだなって思いますよ。月曜日、全然違うスケジュール入っていて、それ見て終わるのかって」と告白。「私はね、意外とね、スッキリしているかもしれないです。なぜかというと、さっきもちょっと。今から10年前に、『ニュース探究ラジオ Dig』という番組をやっていて、それが終わるわけですよ。『昼間にたまむすびという番組があると。月曜に起爆剤を打ってくれ。この番組をもっと長くやれる番組に』という発注を受けたんです。いろいろあったけど、10年続いたわけでしょう。円満の形で終わるから、これでオレの仕事は終わったなと。ちょっと意味合いが違うのは、発注を受けて来たから、きれいな円満で終わるので、自分の仕事が終わったなと。意外と、僕としてはやり終えた」と振り返った。

　赤江は「リスナーさんからも、たくさん届いているんですよ。有志のみなさんが感謝を届けようと企画してくださったこともあって。全部に目を通させていただいているのですが。ちょっと、感情が揺さぶれるから」と切り出し、リスナーからのメッセージを紹介。「本当にいろんなお便りいただきました。お気持ち、本当に過分なお言葉をいただきました」と感謝を伝えた。

　その上で、竹山に対して「赤江のSNSの窓口にはなってもらわないと困りますからね（笑）」と切り出すと「赤江情報で、ぜひお伝えしたいなっていうのは、決まっていることで、言っておきたいことがあって、サッポロビールさんのおいしい情報をお届けする『赤星探偵団』の6代目に再び就任しました。もともと団長だったのですが、出産を機に、お酒が飲めないということで離れて、また6代目をやらせていただくことになりました。さらに、赤江、斉藤和義さんのミュージックビデオに出ます」とうれしい報告も飛び出した。

　オープニングトーク後の選曲では、竹山がOasisの「All Around The World」をセレクト。「たまむすびは今週で終わりですけど、次の番組もありますし、リスナーさんの人生もまだまだ続きますし、世界は回っているよという意味ですよね」との思いを伝えていた。

　番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。