『ボーン』シリーズなどの俳優マット・デイモンと、「第85回アカデミー賞」作品賞を受賞した『アルゴ』(2012年)をはじめ、監督・俳優それぞれで成功を収めるベン・アフレック。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1998年)や『最後の決闘裁判』(2021年)では共同で脚本を担当するなど、“名作映画を生み出し続けるコンビ”が、伝説のナイキシューズ“エア ジョーダン”誕生秘話の映画化で再びタッグ。映画『AIR/エア』(4月7日公開)のワールドプレミア上映が、毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで行なわれるイベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」(今年は3月10日〜19日)で行われた。
SXSWは、音楽祭・映画祭・インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント。『AIR/エア』は映画祭のクロージング作品として18日に上映された。監督のベン・アフレックをはじめ、共にプロデューサーを務め、主演でもあるマット・デイモンやジェイソン・ベイトマン、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィスらキャスト陣も集結。
ベンは、「私の監督人生で最も重要な夜だった」と語り、マットも親友で長年のパートナーであるベンと製作した本作について、「脚本を読んだ瞬間から、映画の最後のカットに至るまで、ただただ喜びだった。これは私の人生の中でも最高の経験だった」と、賛辞を送っている。
キャスティングについてベンは「マイケルの了解を得ることなく、この映画をつくることは考えていなかった。マイケルが違うと感じることを一つ残らず無くため、『とくに何を大切にしたいか?』と彼に尋ねたんだ。彼はその質問に快く答えてくれ、重要視していることをいくつか教えてくれた」と、エア ジョーダンの誕生秘話に大きく関わるマイケル・ジョーダンと事前に話をしたことを明かした。
「その中には、ハワード・ホワイトやジョージ・ラベリングを描くことも含まれていたが、ヴィオラが自分の母親役を演じることにもかなりこだわっていた。目標はできるだけ高く設定し、そこに到達することを期待するというのは、マイケル・ジョーダンらしいと思ったよ」と、振り返る。
その要望を実現させ、マイケル・ジョーダンの母デロリス・ジョーダンをヴィオラ・ディビスが演じているが、「映画監督として、ヴィオラに演技をしてもらうことは一生の夢だった」と、自身にとってもヴィオラの出演はとても大きなものだったと語り、自身の監督作に出演している彼女を観て、「私が今まで見た中で最高の俳優」と称えた。そして、ヴィオラの名前を挙げたマイケル・ジョーダンは「キャスティングディレクターとしても天才的であることが判明し、さすがだと思った」と、マイケルの意外な才能に驚いたことを明かしていた。
同映画は、一足のシューズが世界を変え、日本中誰もが憧れ今なお売れ続けている伝説のシューズ“エア ジョーダン”誕生の実話を描く。1984年、経営難に陥っていたナイキ本社で、ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEOであるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。コンバースとアディダスが83%を占めるバスケットシューズ界で、ナイキの前に立ちはだかる壁は大いに高かった。
自分たちが負け犬だと嘆く中、ソニーとその上司のロブ・ストラッサ―(ジェイソン・ベイトマン)が見つけたのは、当時まだド新人でNBAデビューもしていないある選手だった…。その選手の名前はーーマイケル・ジョーダン! ソニーは自分の人生を賭けてその選手の母親に会いに行く。ナイキはどのようにしてジョーダンとの契約を成し遂げたのか、感動の実話を後世に伝える。
SXSWは、音楽祭・映画祭・インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント。『AIR/エア』は映画祭のクロージング作品として18日に上映された。監督のベン・アフレックをはじめ、共にプロデューサーを務め、主演でもあるマット・デイモンやジェイソン・ベイトマン、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィスらキャスト陣も集結。
ベンは、「私の監督人生で最も重要な夜だった」と語り、マットも親友で長年のパートナーであるベンと製作した本作について、「脚本を読んだ瞬間から、映画の最後のカットに至るまで、ただただ喜びだった。これは私の人生の中でも最高の経験だった」と、賛辞を送っている。
キャスティングについてベンは「マイケルの了解を得ることなく、この映画をつくることは考えていなかった。マイケルが違うと感じることを一つ残らず無くため、『とくに何を大切にしたいか?』と彼に尋ねたんだ。彼はその質問に快く答えてくれ、重要視していることをいくつか教えてくれた」と、エア ジョーダンの誕生秘話に大きく関わるマイケル・ジョーダンと事前に話をしたことを明かした。
「その中には、ハワード・ホワイトやジョージ・ラベリングを描くことも含まれていたが、ヴィオラが自分の母親役を演じることにもかなりこだわっていた。目標はできるだけ高く設定し、そこに到達することを期待するというのは、マイケル・ジョーダンらしいと思ったよ」と、振り返る。
その要望を実現させ、マイケル・ジョーダンの母デロリス・ジョーダンをヴィオラ・ディビスが演じているが、「映画監督として、ヴィオラに演技をしてもらうことは一生の夢だった」と、自身にとってもヴィオラの出演はとても大きなものだったと語り、自身の監督作に出演している彼女を観て、「私が今まで見た中で最高の俳優」と称えた。そして、ヴィオラの名前を挙げたマイケル・ジョーダンは「キャスティングディレクターとしても天才的であることが判明し、さすがだと思った」と、マイケルの意外な才能に驚いたことを明かしていた。
同映画は、一足のシューズが世界を変え、日本中誰もが憧れ今なお売れ続けている伝説のシューズ“エア ジョーダン”誕生の実話を描く。1984年、経営難に陥っていたナイキ本社で、ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEOであるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。コンバースとアディダスが83%を占めるバスケットシューズ界で、ナイキの前に立ちはだかる壁は大いに高かった。
自分たちが負け犬だと嘆く中、ソニーとその上司のロブ・ストラッサ―(ジェイソン・ベイトマン)が見つけたのは、当時まだド新人でNBAデビューもしていないある選手だった…。その選手の名前はーーマイケル・ジョーダン! ソニーは自分の人生を賭けてその選手の母親に会いに行く。ナイキはどのようにしてジョーダンとの契約を成し遂げたのか、感動の実話を後世に伝える。
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2023/03/26