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畑芽育「限界のふたを外せた」 沢村一樹&竹内涼真に感謝「お父さんみたいに温かく」

 俳優の畑芽育(20)が、テレビ東京ドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』(きょう24日放送、後8:00〜後9:48)のリモート記者会見に出席した。共演した沢村一樹(55)と竹内涼真(29)へ感謝を伝えた。

テレビ東京ドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』に出演する(左から)竹内涼真、沢村一樹、畑芽育(C)テレビ東京

テレビ東京ドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』に出演する(左から)竹内涼真、沢村一樹、畑芽育(C)テレビ東京

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 今作は、虚実が入り混じった現代社会に送る、これまで見たことのないヒューマンサスペンスドラマ。誰が“ほんとうの顔”で、誰が“ニセモノの顔”をかぶっているのかという人間の根源に鋭く迫る新感覚のドラマとなっている。

 畑は、過去にある事件で妻を殺害された元刑事・獅子舞亘(沢村一樹)の娘・音を演じる。音は複数の人格をもつ解離性同一性障害(DID)の高校生という難しい役どころ。「どこまで振り切ってやっていいものなのかという悩みがあった」と振り返る。

 それでも、リハーサルで同じくDIDの症状をもつ青年・元村周太を演じる竹内を見て「リハーサルでスイッチをいれられた。限界のふたをはずせたなって。自由にやっていいって知れたので、怖いものなく挑めました」と自信をもって持って演じた。

 竹内も「僕の演じる人格は弱いところから入るので、畑さんと相対するときは気合を入れないと負けそうになる。目が強いなって。積み重ねてきた芯が強いんだなって。見透かされた感じがしました」と畑の演技を絶賛。沢村も「お芝居を見てすぐ『任せちゃおう』っていう気持ちになれる現場でした」と圧倒されていた。

 一方、共演した勝村政信からは、田淵俊彦プロデューサーを通して「ベテランの間で大変だったのでは」という“密告”も。沢村と竹内に緊張が走る中、畑は「大変ではなくて、おふたりとご一緒できてうれしかったです」とにっこり。「男性のキャスト陣が多くて、みんながお父さんみたいに温かく接してくれた」と感謝を伝えた。

 畑は「初めて挑戦する役柄で怖かったって言うのはあるんですけど、頑張って挑んだ作品。2時間で収めるのがもったいないくらいキャラクターに物語があります。私たち以外のキャラクターにも注目して見ていただけたら面白いです」とアピールした。

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  • テレビ東京ドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』に出演する(左から)竹内涼真、沢村一樹、畑芽育(C)テレビ東京
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