Amazon Musicが22日、ポッドキャスト制作スタジオ「Wondery」の日本版を始動させると発表。合わせて、同スタジオの代表的なシリーズの1つである『ビジネスウォーズ』の日本語版として制作された最新作『ビジネスウォーズ:ファストファッション戦争』の全エピソードの配信をスタートさせた。
Wonderyは、2016年にアメリカで設立され、2021年にAmazon Music傘下のポッドキャスト制作スタジオとなった。没入感あふれるストーリーテリングを核に、高品質で魅力的な物語の制作を得意としており、Podtracが発表した『2022年の新番組トップ25』のうち8番組を手がけ、アメリカのAppleのポッドキャスティングランキングでは50以上の番組が1位を獲得。
さらに、「死の医師(Dr. Death)」や「Joe vs Carole」といった同社のポッドキャスト番組を脚本として採用した映像作品が、アメリカのTVやストリーミングサービスで放送/配信されるなど、ポッドキャストの枠を超えて評価を得ている。
今回の発表に先駆けて行われた記者発表会には、日本語版『ビジネスウォーズ』で案内役を務めている落語家・春風亭一之輔も参加し、番組の魅力やポッドキャストを通じて得た学びなどを語った。
はじめに一之輔は、ポッドキャスト番組への出演について「収録する前日に原稿を下読みするんですけど、家族が言うには、そのときの顔が落語に臨むときより険しいらしい。『明日はどんな過酷な仕事に行くんだ?』と労ってくれます(笑)」と、家族の反応を報告。続けて「高校3年生になる長男が、かなり興味深く聴いてくれている」とし、「親としての威厳が上がる仕事。ポッドキャスト様様ですよ」と笑う。
同番組は、優良企業VS新興企業や創業者VS企業買収者など、“ビジネス戦争”のストーリーを深く掘り下げていくドキュメンタリードラマ。普段の落語とは異なる題材に、「しゃべっていて、全然わかんねぇなと思う話もあるんですよ。例えば、今後配信されるビットコインの話とか。言葉が難しいし、仕組みも理解していないので、原稿を読んでいるだけだとまったく頭に入ってこないんです(笑)」と告白。しかし、「しゃべっていると『あ、そういうことなのか』となんとなくわかってくる。声に出して演じてみると、頭にわかりやすく入ってくるんだなという気づきがありました」と手応えも伝えた。
一方、落語とポッドキャストの共通点は、「1人しゃべりであることと、何人もの登場人物を演じ分けること。違うところは、登場人物がおじさんばかりってところでしょうか」と笑い、「落語の場合、男性と女性だったり、大人と子どもだったり、人間と動物だったりするから演じ分けやすい」とし、「でも、例えば『任天堂対ソニー』の話だと、おじさんしか出てこないんですよ。そこをどう演じ分けるべきかわからなかった」と難しさを吐露した。
役の演じ分けに関しては「任天堂の創業者の方は、ちょっとがらっぱちなところもあって、くだけたところもあり、かつ厳格みたいな…。そういうちょっとしたパーソナリティーを、自分で咀嚼(そしゃく)して声に出す」と工夫の仕方を明かしつつ、「すごく難しいけど、その分だけ手応えがあるし、面白いし、勉強になります」と力強く語った。
ポッドキャストを通じて得られた学びはほかにもあるそうで、「落語は基本的に登場人物の会話なので、くだけて話す場面では語尾が消えることもある。でも、ポッドキャストの場合は原稿を一言一句しっかりと…“生きている言葉”にすることが重要になる。そこが難しいですね」と真剣な眼差しで伝えるが、「だからすごく疲れる。独演会5回分くらい」といい、記者陣の笑いを誘った。
そして最後に、ポッドキャストが持つ可能性について聞かれ、一之輔は「イヤフォンをして音だけを楽しむ時間というのは、通勤中などの生活のすき間を有意義にする。人の生活を豊かにするエンターテイメントだなと思う」とアピールした。
Wonderyは、2016年にアメリカで設立され、2021年にAmazon Music傘下のポッドキャスト制作スタジオとなった。没入感あふれるストーリーテリングを核に、高品質で魅力的な物語の制作を得意としており、Podtracが発表した『2022年の新番組トップ25』のうち8番組を手がけ、アメリカのAppleのポッドキャスティングランキングでは50以上の番組が1位を獲得。
さらに、「死の医師(Dr. Death)」や「Joe vs Carole」といった同社のポッドキャスト番組を脚本として採用した映像作品が、アメリカのTVやストリーミングサービスで放送/配信されるなど、ポッドキャストの枠を超えて評価を得ている。
はじめに一之輔は、ポッドキャスト番組への出演について「収録する前日に原稿を下読みするんですけど、家族が言うには、そのときの顔が落語に臨むときより険しいらしい。『明日はどんな過酷な仕事に行くんだ?』と労ってくれます(笑)」と、家族の反応を報告。続けて「高校3年生になる長男が、かなり興味深く聴いてくれている」とし、「親としての威厳が上がる仕事。ポッドキャスト様様ですよ」と笑う。
同番組は、優良企業VS新興企業や創業者VS企業買収者など、“ビジネス戦争”のストーリーを深く掘り下げていくドキュメンタリードラマ。普段の落語とは異なる題材に、「しゃべっていて、全然わかんねぇなと思う話もあるんですよ。例えば、今後配信されるビットコインの話とか。言葉が難しいし、仕組みも理解していないので、原稿を読んでいるだけだとまったく頭に入ってこないんです(笑)」と告白。しかし、「しゃべっていると『あ、そういうことなのか』となんとなくわかってくる。声に出して演じてみると、頭にわかりやすく入ってくるんだなという気づきがありました」と手応えも伝えた。
一方、落語とポッドキャストの共通点は、「1人しゃべりであることと、何人もの登場人物を演じ分けること。違うところは、登場人物がおじさんばかりってところでしょうか」と笑い、「落語の場合、男性と女性だったり、大人と子どもだったり、人間と動物だったりするから演じ分けやすい」とし、「でも、例えば『任天堂対ソニー』の話だと、おじさんしか出てこないんですよ。そこをどう演じ分けるべきかわからなかった」と難しさを吐露した。
役の演じ分けに関しては「任天堂の創業者の方は、ちょっとがらっぱちなところもあって、くだけたところもあり、かつ厳格みたいな…。そういうちょっとしたパーソナリティーを、自分で咀嚼(そしゃく)して声に出す」と工夫の仕方を明かしつつ、「すごく難しいけど、その分だけ手応えがあるし、面白いし、勉強になります」と力強く語った。
ポッドキャストを通じて得られた学びはほかにもあるそうで、「落語は基本的に登場人物の会話なので、くだけて話す場面では語尾が消えることもある。でも、ポッドキャストの場合は原稿を一言一句しっかりと…“生きている言葉”にすることが重要になる。そこが難しいですね」と真剣な眼差しで伝えるが、「だからすごく疲れる。独演会5回分くらい」といい、記者陣の笑いを誘った。
そして最後に、ポッドキャストが持つ可能性について聞かれ、一之輔は「イヤフォンをして音だけを楽しむ時間というのは、通勤中などの生活のすき間を有意義にする。人の生活を豊かにするエンターテイメントだなと思う」とアピールした。
2023/03/22