キッコーマンが「ゼリー飲料市場」に参入した。設立から106年目にして初の試みとなる。同市場はコロナ禍で需要が落ち込んでいたが、昨年、見事にV字回復。キッコーマンの新規参入は、今後のさらなる市場規模の拡大を見込んでのことだが、「それだけではなく、着想は2019年頃からあった」と担当者。背景には野菜飲料の抱える課題があったという。大手しょうゆメーカーがゼリー飲料市場に進出した理由を発売元に聞いた。■「トマト飲料」の主要購買層は50代以上 昔ながらの「青臭い」イメージがネックに
2023/03/21