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妻夫木聡、人生のやり直し願望なし「いいことも悪いことも全部含めて自分」 安藤サクラ『ブラッシュアップライフ』は絶賛

 俳優の妻夫木聡(42)が20日、都内で行われた映画『ある男』の『第46回 日本アカデミー賞』受賞記念ティーチイン舞台あいさつに登壇した。

人生のやり直し願望はないと語った妻夫木聡 (C)ORICON NewS inc.

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 ティーチインでは観客から「人生でやり直したいと思ったことは?」という質問が寄せられた。妻夫木は「難しい質問ですね…」としながらも「やり直したいと思うことはないのかな。ないかもしれない。やっぱり、いいことも悪いことも全部含めて今の自分がいると思っている」とした。

 失敗したことも糧となって力になっている実感があるそう。その上で「1つ決めているのは後悔はしないこと。失敗してもいいから何が何でも自分でやり尽くす。だから最後の最後まで諦めずに取り組む、本気になるのは大事。妥協するのは簡単。そういう時も必要なのかもしれないけど僕自身は最後の最後まで自分を信じたいし、作品を信じたいという思いがあって取り組んでいる。だからやり直したいと思うことはないかな。前進あるのみって言葉がスゴく好き。前向いて生きていこうぜ」と力強く語った。

映画『ある男』『第46回 日本アカデミー賞』受賞記念ティーチイン舞台あいさつに登壇した妻夫木聡 (C)ORICON NewS inc.

映画『ある男』『第46回 日本アカデミー賞』受賞記念ティーチイン舞台あいさつに登壇した妻夫木聡 (C)ORICON NewS inc.

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 一方、人生のやり直しといえば、本作で共演した安藤サクラ主演の連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』。妻夫木は「つい最近、サクラちゃんの『ブラッシュアップライフ』っていうやり直す話があったけど、俺だったらこうするなって考えたりすることもあった。面白いドラマだった」と笑いながら明かしていた。

映画『ある男』『第46回 日本アカデミー賞』受賞記念ティーチイン舞台あいさつに登壇した妻夫木聡 (C)ORICON NewS inc.

映画『ある男』『第46回 日本アカデミー賞』受賞記念ティーチイン舞台あいさつに登壇した妻夫木聡 (C)ORICON NewS inc.

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 『ある男』は、「第70回読売文学賞」を受賞した平野啓一郎氏の同名小説を、『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が映画化。弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫・大祐(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。愛したはずの夫は、名前も過去もわからないまったくの別人だったというのだ。「ある男」の正体について調査を進める城戸は、さまざまな人物からの話を聞き、真相に迫っていくヒューマンミステリー。

 本作は最優秀作品賞に加え、監督賞(石川慶監督)、主演男優賞(妻夫木聡)、助演男優賞(窪田正孝)、助演女優賞(安藤サクラ)などを含め、今年最多となる8つの最優秀賞を受賞した。

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  1. 1. 妻夫木聡、人生のやり直し願望なし「いいことも悪いことも全部含めて自分」 安藤サクラ『ブラッシュアップライフ』は絶賛
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