人気グループ・嵐の相葉雅紀（40）、俳優の一路真輝（58）、歌手の坂本冬美（55）、プロデューサーの石井ふく子氏が13日、TBS系ドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』（4月9日　後9：00〜10：48）取材会に参加した。

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　今作は、人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとする、数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井氏がプロデューサーを務める最新作。2018年に放送したドラマ特別企画『あにいもうと』、2020年の新春ドラマ特別企画『あしたの家族』と、今もなお精力的に作品を生み出している石井氏が贈る今作は、最も親交の深い脚本家であった故・橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語となっている。

　坂本は、おにぎり専門店「たちばな」の店主・立花香（たちばな・かおる）、一路は明るい性格で店主と一緒に「たちばな」を切り盛りする従業員・藤森聡美（ふじもり・さとみ）を演じる。

　おにぎりを作るシーンについて問われると、2人は顔を見合わせた。そして一路は「2人で特訓したんです。動画を撮って家でも練習して。でも、本番でおにぎりを握っているのは、坂本さんだけなんです」と安心と悔しさが入り混じった表情に。坂本が「お店が忙しくて握る暇がなかった」と説明すると、一路も「私はお運びが大変で」と話した。

　寄りのカットもモデルを使用せず、すべて自身の手だという坂本は「握るとせりふを忘れちゃうし、しゃべると手順がわからなくなる」と苦戦した様子。相当不安だったようで、何度も石井氏に「大丈夫でしたか？」と確認していたそう。石井氏は「本当に大丈夫だから大丈夫って。お世辞は言っていません。見た目は絶対大丈夫だから大丈夫よって申し上げました」と告白。坂本は「『見た目が』っていうのが気になるんですけど」と慌てていた。

　そんな坂本のおにぎりについて相葉は「すじこをいただいたんです、ありがとうございます。おにぎりも魅力的だし、人が握るっていうあたたかさって言うのがすごく伝わった」と大絶賛。「たちばな」について「血のつながりはないけど、絆が生れていくパワースポットでしたね。実際にあるなら通いたいと思う場所ですし、ああいう人たちがいたら人生が豊かになるなって思います」と目を輝かせながら語った。