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赤楚衛二、木村拓哉との初対面に緊張「全然自分の調子が出なかった」 『教場0』でバディとなる新人刑事役に

 俳優の赤楚衛二が、4月10日スタートの“月9枠”で放送されるフジテレビ開局65周年特別企画『風間公親−教場0−』に出演することが決定した。主演の木村拓哉演じる刑事指導官・風間公親とバディを組む新人刑事・瓜原潤史(うりはら・じゅんじ)役に起用。2021年放送『監察医 朝顔』でのゲスト出演以来となる2度目の月9出演で、重要な役どころを演じる。

『風間公親−教場0−』に出演する赤楚衛二 (C)フジテレビ

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 主演・木村、脚本・君塚良一氏、演出・中江功氏で、2020年と21年に新春SPドラマとして放送された『教場』シリーズ。今作では風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代を描く。風間による新人刑事への教育は「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。

『風間公親−教場0−』に出演する赤楚衛二 (C)フジテレビ

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 赤楚演じる瓜原は、地域課の警官として、空き巣の常習犯逮捕の手柄を立て、署長から表彰され、犯罪捜査を学ぶため捜査一課の風間道場への異動を命じられる。自分の身なりには無頓着(むとんちゃく)で、いつも髪がボサボサ。緊張しやすい性格で、殺人事件の最前線で風間の厳しい指導を受ける環境に、いつも胃痛がしている。

 空き巣の常習犯を逮捕した際も、容疑者に対して、怒鳴ったり詰めたりせず、相手に寄り添って接したことで、犯人を自白させた瓜原。そんな心優しい性格の瓜原は、風間の前でも自分流の捜査方法で、容疑者に寄り添いながら接するが、殺人事件の現場ではその方法はなかなか通用せず、事件の容疑者に小ばかにされる始末だった。

 瓜原が決定的なミスをしても風間は「一人の犯人を取り逃がしても、次の世代の捜査能力を育てる方が大事な場合もある」と言い放つ。その言葉の意味が理解できない瓜原は、時に風間とぶつかりながら、風間の指導の本当の意味を理解していく。

『風間公親−教場0−』に出演する赤楚衛二 (C)フジテレビ

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 木村との初対面は「緊張しましたね。瓜原自身が緊張で胃が痛くなってしまうという人物なんですけど、僕自身もそんな気持ちになりました(笑)」と役に共感。「初めてお会いしたのは本読みのときだったんですけど、全然自分の調子が出なかったことを覚えています。『わぁ、本物の木村さんだ』って思ってしまいました。撮影に入ると、『このシーンはこうやってみようよ』とコミュニケーションをとってくださり、すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」と感謝する。

 この場面に立ち会った渡辺恒也プロデューサーは「現場で木村さん演じる風間の前に初めて立った赤楚さんからは、こちらまで胃が痛くなりそうな緊張感が伝わってきました。それでも折れることなく指導官に立ち向かっていく姿を見ていて、いつの間にかみんなが瓜原を応援する気持ちで温かく見守っている。それも赤楚さんの持つ、人を引きつける魅力のなせる業のような気がしています」とコメントしている。

 赤楚のほか、新垣結衣北村匠海白石麻衣染谷将太と、刑事指導官の風間とバディを組む新人刑事5人が出そろい、今後はレギュラーキャストなどが発表される。

■赤楚衛二インタビューコメント

『風間公親−教場0−』に出演する赤楚衛二 (C)フジテレビ

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――今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

『教場』は一視聴者として見ていたので、“まさか自分が出演させてもらえるとは”と思いました。と同時に今回木村さんとのバディということで、指導官と新人刑事という関係性のプレッシャーもすごく感じました。

――台本を読まれて、作品全体の印象は?

事件のひも解き方の構図が台本を読んでいて新鮮だなと思いました。犯人とそれを追う刑事のやり取り、構成が新しくて面白く、風間指導官が新人刑事に与える言葉、ひとつひとつに意味があり、台本を読み進めていくと、こういう風に事件がひも解かれていくんだと、伏線回収のようなところもあります。瓜原自身の感情の変化の流れもきれいに描かれているので、読んでいて物語に引き込まれました。

――月9ドラマ出演は、『監察医 朝顔』(2021年)以来、2回目となりますが?

前回は、出演シーンはそこまで多くはなかったんですが、今回は緊張感と責任感とプレッシャーと挑戦、あらゆる面で重くのしかかるものがあるなと感じています。

『風間公親−教場0−』に出演する赤楚衛二 (C)フジテレビ

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――木村拓哉さんとの初対面はいかがでしたか?

緊張しましたね。瓜原自身が緊張で胃が痛くなってしまうという人物なんですけど、僕自身もそんな気持ちになりました(笑)。初めてお会いしたのは本読みの時だったんですけど、全然自分の調子が出なかったことを覚えています。“わぁ、本物の木村さんだ”って思ってしまいました。撮影に入ると、“このシーンはこうやってみようよ”とコミュニケーションをとってくださり、すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」

――風間とのシーンが多い中で、木村さんとの共演の感想は?

お芝居の説得力がとにかくすごいなと思いました。現場でも指導官として居てくださって、刑事として、こういう時はこうするんだというところを教えてくださいました。かといって、手取り足取り教えるというわけではなく、現場に良い緊張感が保たれつつ、木村さんが本当に指導官に見えてくるように、そして僕が自然と瓜原として、風間さんに接することができるような状態を作ってくださっているなと本当に感謝しています。

――今作の瓜原潤史を演じられて、瓜原はどのようなキャラクターですか?

すごく人間味があり、“若さゆえの青さ”がある人物です。そして、瓜原が抱える過去の出来事から、人に対して優しくありたい姿勢だったり、そんな優しさがある反面、頑固で少し直情的な部分も持っていたり、感情の揺れ動きが大きく出る人間です。まっすぐな男であり、少し落ち着きのない男だと思います。

――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージ

僕が演じる瓜原は、どこにでもいるような今どきの若者なんですが、その若者がいかに風間さんに歯向かいながらも、惑わされ、苦しんでいくのか、その振り回され方を楽しんで見ていただきたいです。そして、そんな瓜原が、どのように大人への第一歩を踏み出せるのかというのを見ていただけたらなと思います。

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