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保田圭、思い通りいかない子育ても「“母になる”のは私自身が選んだこと」【『リエゾン』特別インタビュー】

 児童精神科クリニックを舞台に、凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎育三郎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、心に生きづらさをもつ子どもと家族に向き合う物語『リエゾン−こどものこころ診療所−』(テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15 ※一部地域で放送時間が異なる)。24日に第6話放送を迎えるのに先立ち、子どもをもつ親でもある著名人が“リエゾンウォッチャー”となり、本作を視聴した感想を赤裸々に語ってもらう特別インタビューを実施。前話までに続き、2018年に第1子男児を出産し、現在子育てに励む元モーニング娘。の保田圭(42)が登場する。

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――第6話(24日放送)をご覧になっていかがでしたか。

【保田】ステップファミリーという、子連れ同士で再婚した家族のお話でした。新たに息子となった、凸凹を抱える優太くん(石塚陸翔)との接し方に思い悩むお母さん(山田真歩)の姿、葛藤する姿に涙が止まりませんでした。「私だったらどうするだろう?」そんなことを考えてみただけで、胸が痛くなりました。

優太くんのお母さんは、寄り添ってくれた佐山先生(山崎育三郎)に少し弱音を吐いてみたものの、“自分で選んだことだから”とまた抱え込もうとします。私も人生で色んな選択をしてきましたが、“母になる”これも私自身が選んだことなんですよね。それなのに、子育てしながら自信がなくなったり、イライラしてしまったり…思い通りにいかないことがいっぱいなんですよね。リエゾンを見ていると、そんな事をふと考えさせられて、学ばせてもらって、そして先生達の温かいメッセージにエールをもらっているような気がします。

24日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第6話より(C)テレビ朝日

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――ドラマの中にはさまざまな生きづらさを抱えた親子が登場しますが、ご自身と重ねて感じたことはありましたか?

【保田】「優太くんのこれから伸びる才能や好きなこと、お母さん守ってあげてください」
佐山先生が優太くんのお母さんにかけた言葉なのですが、とても胸に響きました。いつも近くで守ってあげられるのは、親だけなんですよね。それなのに親のエゴで『こんな風に育てたい、あんな風になってほしい』そんな理想ばかり、つい思い描いてしまったり…。子どもの個性や、才能、好きなことを大切にして、守ってあげるだけでいいんですよね。この先、息子の笑顔を守るためにも、私のエゴを捨てなきゃいけないな(笑)。なかなか簡単にできることではないかもですが…頑張ります!

24日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第6話より(C)テレビ朝日

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――ドラマの中に登場した親子のセリフやエピソードで、共感した部分を教えてください。

【保田】「思わず感情にまかせて怒って、自己嫌悪して、その繰り返しで…」という優太くんのお母さんの言葉、とても共感しました。ダメだとわかっていても、つい感情で怒ってしまって、自己嫌悪になって…寝顔を見ながら『ごめんね』と涙したこと、何度もあります。こんな時は最悪の気分になってしまうので、最近は、息子が寝る前にベッドの中で『さっきのママの怒り方は間違っていた。あんな風に怒ってごめんね』と素直に謝ってハグすることにしています。そうすると自己嫌悪のモヤモヤから少し救われます。

――登場人物で印象に残っている方はいらっしゃいましたか?

【保田】リエゾンに出てくる登場人物はすてきな人たちばかりですが、やはり山崎育三郎さん演じる佐山先生、とてもすてきです!こんな先生が近所にいてくれたら、どんなに心強いでしょう。凸凹を抱える子ども達に寄り添う姿、かける言葉、優しい眼差し…まさに理想の先生です。佐山先生自身も凸凹を抱えているのですが、その少し天然に感じるような部分も、佐山先生のすてきな個性で、魅力的なところだと思います。そして、登場人物で印象的と言えば!佐山先生を訪ねてきた秀さんという方!!ネタバレになりそうで詳しく言えませんが、今後どんな展開が待っているのか、今から7話が楽しみです。

24日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第6話より(C)テレビ朝日

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――これから同話のドラマを観る視聴者へ、メッセージをお願いいたします。

【保田】第6話大号泣でした。特に、ラストでお母さんと優太くんが教室の床に座って話すシーン、もう涙腺崩壊で…大泣きする私を見た愛犬が心配して飛んできました(笑)。優太くんの凸凹を乗り越えるために、ステップファミリーが少しずつ絆を深めていく姿に感動しましたし、たくさんの気づきをもらいました。リエゾンはいつも1人の時間にじっくり見ているのですが…見終わった後、無性に家族に会いたくなりました!我が家も“絆”が深まるように、一段一段ステップを登って行こうと思います。

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